近畿中四国小売流通特集2024
近畿中四国小売流通特集:小売展望・四国エリア=進むイオンの市場寡占化
新たな統合会社フジを支える経営陣とイオンの首脳。左から平尾健一フジ副社長、山口普フジ社長、尾崎英雄フジ会長、岡田元也イオン会長、吉田昭夫イオン社長(新生フジ経営方針発表会)
●地場独立勢、高知で展開図る
四国エリアでは、高齢化、人口減少が著しく市場は年々縮小している。厳しい経営環境の中で、イオンが積極的にM&A戦略を推進しており、同グループが圧倒的なシェアを誇るなど、市場の寡占化が進んでいる。
四国最大の小売企業であるフジは、イオンと18年10月に資本業務・提携を締結。21年9月にはマックスバリュ西日本の経営統合を発表し、22年3月イオンの連結子会社となった共同持ち株会社フジの傘下に事業会社の
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近畿中四国小売流通特集2024
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