ウラジオストクに昨年11月に常設店としてオープンした「麺や琥張玖」の店内。ラーメンを食べている人物は池田幸介領事本人
●窓口は空路2時間 日本の食品産業のロシアへの進出には、中国における香港のように、ウラジオストクが窓口として重要である。東京から空路わずか2時間強の距離に位置するウラジオストクは、モスクワまで続くシベリア鉄道の東の起点であり、かつ、極東最大規模の港湾を有する経済・物流の一大拠点である。 ウラジオストクと日本の関係は深い。ヒト、モノの動きの活発さと、地理的条件があり、市内では簡単に日本食材が手に入り、数多くの日本食レストラン