酒類流通の未来を探る

酒類流通の未来を探る:全国系卸の戦略=三井食品 「量より質」を継続強化

酒類 2019.09.21 11944号 09面

「UCC BLACK珈琲麦酒」

「UCC BLACK珈琲麦酒」

新たに投入するフランス産ワイン「フレンチドッグ」の試飲ブース

新たに投入するフランス産ワイン「フレンチドッグ」の試飲ブース

「和の彩り」のタワー。リニューアルを来場者にアピールした

「和の彩り」のタワー。リニューアルを来場者にアピールした

 三井食品は、労働力不足による人件費や物流費の高騰に加え、酒類を取り巻く競争環境の厳しさを背景に、「量より質」の重点施策を継続的に強化する。メーカーコラボによる付加価値型のオリジナル商品戦略で差別優位性を高めるほか、物流受託の拡大などで反転攻勢に動く。鈴木一史執行役員商品本部長に話を聞いた。(岡朋弘)
   *
 --施行から3年目となる改正酒税法後の酒類業界の現状と課題をどう見るか。
 鈴木 率直に言っ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 酒類流通の未来を探る

    酒類流通の未来を探る

    酒類

     ●消費動向、不透明な一年  初夏の明るい雰囲気の中、「令和」への改元を迎えた19年。酒類業界では、日本酒を中心に改元記念商戦で予想以上のにぎわいをみせた。一方では「試練の年」とも言われる今年。市場環境を年間で考える場合 […]

    詳細 >