酒類流通の未来を探る

酒類流通の未来を探る:モトックス 日本酒輸出に注力 ワイン視点で蔵元と開発

酒類 2021.07.17 12263号 13面
Craft Sakeシリーズの「原田弦月 無濾過純米吟醸」(右)と「りんごぽむぽむ」

Craft Sakeシリーズの「原田弦月 無濾過純米吟醸」(右)と「りんごぽむぽむ」

 有力ワインインポーターのモトックスは、日本酒の海外展開に力を入れる。輸入ワイン事業で培ってきた視点を生かし、蔵元と共同開発した日本酒シリーズ「Craft Sake」を世界に提案していく。将来的には中国や米国などをはじめ、欧州にも輸出を広げる考えだ。
 モトックスは輸入ワインを中核事業とする中で、自国の酒を世界でも親しまれるようにしたいとの思いから約3年前にCraft Sakeの取組みを始めた。海外ワイン生産者との取引や販売・流通のノウハウなど、ワイン

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