加工ごま特集
21年の加工ごま市場は、家庭用は巣ごもり特需が落ち着いたこともあり、前年並みもしくは特需分の減少が目立つ。コロナ前と比較すると家庭用は堅調、業務用は落ち込む構図に変化はない。家庭・業務用をバランス良く販売し、外部環境による影響を最小限にとどめていくことが重要となる。コロナ禍で家庭用の有機ごまなど付加価値製品は拡大しており、引き続き使用を促すための施策が求められる。(三井伶子)
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◆加工ごま特集:付加価値品拡大続く 品揃え強化、売場活性化目指す
農産乾物 特集 2021.12.2421年の加工ごま市場は、家庭用は巣ごもり特需が落ち着いたこともあり、前年並みもしくは特需分の減少が目立つ。コロナ前と比較すると家庭用は堅調、業務用は落ち込む構図に変化はない。家庭・業務用をバランス良く販売し、外部環境による影響を最小限にとどめていくこ…続きを読む
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加工ごま特集:全国胡麻加工組合 11月5日は「ごまの日」 インスタ企画や外食…
農産乾物 特集 2021.12.24●認知度向上へ活動多彩 全国胡麻加工組合は11月5日を「ごまの日」と制定し、さまざまな活動を展開している。毎年、全国の食品スーパーなどで販促・啓発活動を行っているほか、今年はインスタグラムでごま製品のプレゼント企画を実施。また、業務用の需要拡大を目…続きを読む
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加工ごま特集:原料事情
農産乾物 特集 2021.12.24●白ごま=今季生産量は減産傾向に 白ごまはアフリカ・中米ともに減産傾向。エチオピアの政情不安や、他作物の価格上昇に伴い転作が進み、各国厳しい状況となった。インドからのフレイトが高騰したことから、欧州勢は例年インドから買い付けていたごまをアフリカから…続きを読む
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加工ごま特集:かどや製油 多岐にわたる製品を展開 練りごま減少も食品ごま堅調
農産乾物 特集 2021.12.24かどや製油では家庭用・業務用で多岐にわたる製品を展開、“ごまの総合メーカー”としてトップシェアを保有する。上期(21年4~9月)事業は、練りごまが家庭用・業務用ともに販売数量前年を割ったが、いりごま・すりごまなどは家庭用が堅調に推移し、業務用も前期減…続きを読む
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加工ごま特集:カタギ食品 付加価値商品の販促強化 定番率アップへ
農産乾物 特集 2021.12.24カタギ食品は家庭用市場を中心に、有機ごま、金ごま、セサミン高含有品種を使った「セサミンリッチ」などの原料特徴のある商品や、多様な形態の練りごま商品を強みとする老舗メーカー。巣ごもりによる家庭内調理需要が定着する中、これらの付加価値商品群の販促を強化し…続きを読む
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加工ごま特集:真誠 新製品が健闘 来年SDGs宣言
農産乾物 特集 2021.12.24真誠の今期(21年12月期)売上高は、11月末時点の数字と12月の市況を鑑みて、前年比1~2%増で着地する見込みだ。売上構成比の高い家庭用は、コロナ禍での巣ごもり特需の反動減で売上げ微減。業務用は反動増で微増となっている。 ただ、依然として家庭用の…続きを読む
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加工ごま特集:みたけ食品工業 有機製品が伸長 練りごま新用途提案
農産乾物 特集 2021.12.24●ラインアップも強化 みたけ食品工業の21年度ごま販売実績は、前年比微増で着地した。昨年伸びた家庭用製品は、今期も微増で推移した。家庭用は昨年に続き、有機製品が好調。通常製品より高単価のため、売上げに貢献した。一方、業務用製品は苦戦。昨年より回復傾…続きを読む
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加工ごま特集:豊年屋 練りごま強化が鍵 国産・県産の産地育成急ぐ
農産乾物 特集 2021.12.24地元・長野県産の「信州ごま」や国産ごまの商品展開に力を入れる豊年屋。コロナ禍2年目となった21年は、「内食が一定以上の需要を保っていることで、家庭用が伸びた」(高橋卓哉社長)。業務用の回復はまだ鈍いが、ランチ需要の活発化などに手応えがあり、業績は「前…続きを読む
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加工ごま特集:マコト 高まる金ごまの配荷率 国産で取組みも
農産乾物 特集 2021.12.24マコトの今期(21年3~11月)ごま販売は業務用が前年比5%増、家庭用が前年並みで推移している。白が同1%増、黒が同5%減、金が同30%増で推移。金ごまは国産の販売を開始し、売上げが上乗せされた。 業務用は1kg規格の製品が回復しているが外食向けの…続きを読む
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加工ごま特集:ゴマヤ 売上げ回復傾向 輸出は好調を維持 練りごまの普及へ
農産乾物 特集 2021.12.24ゴマヤの21年販売状況は、売上げが回復傾向にある。1、2月は大きく前年割れとなったが、その後マイナス幅が縮小。4月は前年比93.4%増、5月は同175.8%増となり、直近の12月も昨年を上回り好調に推移している。ただ、コロナ前の一昨年との比較では10…続きを読む