ヨシダコーポレーションの前期(22年3月期)決算は減収減益で着地した。売上げの3分の2を占める家庭用商品は巣ごもり消費の反動減に加え、採算が合わない取引を意図的に減らした点も減収要因となった。業務用商品は引き続きコロナ禍で外食全体の需要が低迷したが、プロセスチーズ関連商品で新規顧客の開拓が進んだのは明るい材料だ。 減益については価格転嫁が追いついていないのが主な要因だが、業務用の高付加価値商品(ソフトタイプ)の売上げが伸び、利益面の落ち込みをカバー
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新型コロナウイルス感染症拡大の中にあって間口を拡大し、家ナカ需要の取り込みをはじめ新たなユーザーを獲得してきたチーズ市場だが、2022年はこれまでの堅調な伸びから一転、やや踊り場感が出てきているようだ。国際的に高まる乳 […]
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