明治の22年3月期市販チーズ部門売上高は、前年比6.4%減の291億円で着地した。終売アイテムもあったが、市場ナンバーワンカテゴリーである「明治北海道十勝カマンベールチーズ」は前年をとらえ堅調に推移。21年8月から全国販売となった「同生モッツァレラ」も成長し、拡大基調にある市場へ大きく貢献した。今期は、同ブランドが発売から30周年を迎えることから、年間通じた記念施策を展開。価格改定が成長の踊り場とならないよう、購入のきっかけ作りに注力し、売場活性化を推し進めていく。
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新型コロナウイルス感染症拡大の中にあって間口を拡大し、家ナカ需要の取り込みをはじめ新たなユーザーを獲得してきたチーズ市場だが、2022年はこれまでの堅調な伸びから一転、やや踊り場感が出てきているようだ。国際的に高まる乳 […]
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