【中部発】静岡県ではイベント開催や直売所開業など、消費者との接点を生かして商品価値向上に一定の成果を収める事例が増えている。これまで定石とされていた戦略に変化し始めたようだ。今回、同県の企業や団体らの取り組みを探る。 静岡市のこだわりの味協同組合は…続きを読む
消費者庁は10日、1日付で新設した有識者でつくる大臣諮問機関「食品衛生基準審議会」の初会合を開き、4月に厚生労働省から移管された食品の規格基準行政を本格始動した。食品表示法に基づいて表示の基準策定などを担ってきた消費者庁は今後、食品衛生法の13条に基…続きを読む
「FABEX東京2024」が10日開幕した。東京ビッグサイト東展示棟4~7ホールで12日まで行われる。会場には昨年より58社33小間多い932社1311小間が出展。主催は日本食糧新聞社で、「革新!ニッポンの『食』~変わる世界、変える未来~」をテーマに…続きを読む
小林製薬の紅麹サプリメントが原因とみられる健康被害問題をめぐり、機能性食品制度の見直しについて自見英子消費者担当相は9日の会見で、消費者庁に設置した「機能性表示食品制度のあり方検討プロジェクト」で論点整理をしていると述べた。約7000件ある同食品の届…続きを読む
腸内細菌叢(腸内フローラ)の研究が加速度を増している。日本農芸化学会24年度大会(3月24~28日開催)では、腸内細菌叢に関わる一般講演の件数が過去最高を更新。近年、菌の代謝物に着目した研究が増加しており、疾患治療に限らず、食・栄養領域での応用拡大に…続きを読む
農林水産省は今年度、コスト増分を適切に価格転嫁できる環境づくりに向け、対象品目を絞ってコスト調査を実施する。コメ・大豆・小麦や野菜類・食肉・鶏卵のほか、牛乳・豆腐・納豆・コンニャク・茶といった加工食品を含む。調査によって得たデータから各品目のコスト指…続きを読む
最近一番驚いたニュースといえば、ニューヨークタイムズ紙が世界の旅行先「2024年に行くべき52ヵ所」で、山口市が3番目に選ばれたことだ▼父親の仕事の関係で小学5年から中学2年まで山口市に住んでいたのでなおさら驚いた。国宝瑠璃光寺五重塔や陶芸工房、湯田…続きを読む
国連食糧農業機関(FAO)が5日に発表した3月の食料価格指数は118.3で、前の月に比べ1.3ポイント上昇した(2014~16年平均=100)。前月比での上昇は23年7月以来8ヵ月ぶり。ただし、月次調査開始以来の最高値となった22年3月(160.3)…続きを読む
農林水産省が集計した2月の農林水産物・食品輸出額は前年同月比1.6%減の1071億円余となり、10ヵ月ぶりの2桁増を記録した前月(15.7%増)から一転して低調な動きとなった。 乳児用粉ミルク(32.8%増/15億円)、動物性油脂(11.4%増/2…続きを読む
メタジェンは、慶應義塾大学先端生命科学研究所、東京大学医科学研究所感染症国際研究センターおよび帝人と共同研究を行い、ハムスターを用いた動物試験において、帝人が取り扱う水溶性食物繊維「イヌリン」が新型コロナ感染症による感染死を有意に抑止することを明らか…続きを読む