早いもので、薬膳に携わって20年が過ぎました。04年に国立北京中医薬大学日本校(現在の日本中医学院)に入学し薬膳の学びを経て、遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院で国際中医師資格を取得したのですが、その当時は「中医学」や「薬膳」の認知度が低く、周囲に「薬…続きを読む
当機構では、人々の健康や生活に何らかの効果をもたらす植物を「健康機能性植物」と定義し、その国産化を進めています。野山に自生する野草や民間薬に用いられる薬用植物など、ほとんど栽培化されていない植物の栽培化も進めています。 これらの植物のニーズの掘り起…続きを読む
薬膳の世界に身を置いてから20年以上の月日がたちました。当時、20代で薬膳を学び始めた私も五十路を越える歳になり、まだまだ未熟な若輩者ですが、もう若手とは言われなくなってしまいました。 その一方で、20年前から薬膳業界で活躍されている先生方が今もな…続きを読む
今年、私が掲げる目標の一つは、低山登山の頂上薬膳ごはんと下山後の回復食の提案です。 1年前に母がフレイルで施設に入ったことをきっかけに、骨や足腰など腎が管轄する場所の機能を守り、死ぬまで自由に歩ける足腰を維持することの大切さを嫌というほど身にしみて…続きを読む
●アジア・世界に発信 去る辰年に、日本国際薬膳師会は設立20周年になりました。「日本で中医薬膳学を普及するために、薬膳専門家を集めて活動を起こそう」という願望の下、04年に設立しました。当時は世の中に薬膳は全く知られておらず、会の将来はどのように発…続きを読む
月経痛、冷え症、更年期など、人生の半分、月の半分以上は不調に悩む女性。薬膳を学びたいと思われる方は90%以上が女性です。もともと自身の不調、体験からも女性の元気にもっと役立ちたいと長年願い、昨年、個人的には「女性の100の不調に対処する薬膳と漢方」の…続きを読む
トマト加工品市場は大変好調な流れで推移しております。昨年4月~11月のトマト加工品のJAS格付実績は、前年同期比14%増の16万0421tと大きく伸長しました。品目別では、トマトジュースが8万4003tで23.1%増と大幅に増加しました。血圧・コレス…続きを読む
ソース業界におきましては、主要原材料である野菜・果実、砂糖類や容器・包装資材等価格の高騰に加え、エネルギーコストの上昇が続き、会員の一部商品においてやむを得ず昨年も価格改定を実施しました。何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。 そのような状況…続きを読む
昨年、当協会は節目となる設立60周年を迎えることができました。これまでの60年は即席麺産業の発展と地位の向上、そして消費者への継続した食生活の改善と健康的な生活づくりに貢献できるよう、研さんや精進を続けてまいりました。その過去の偉大なる功績と、それを…続きを読む
●コア事業強化取組む 昨年、各国の金融引き締めの効果により、世界のインフレ率は多くの国で目標付近まで緩やかに低下しましたが、依然として世界経済は低成長で推移しています。一方、国内では長年続いた金融緩和から利上げへと転換し、物価の安定や企業の賃上げを…続きを読む