◇供給難時代の指針探る ◆日本事務器「フードループ」活用で業務効率化・価格安定化を 沼津市の沼津中央青果は、県内最大規模の2420平方mの保冷庫を保有する一貫したコールドチェーン体制が特徴の地方青果卸だ。2015年ごろから公正な価格形成の実現に向…続きを読む
現在、わが国はおける食の安定供給が大きく脅かされている一方、世間の関心は高くないのが実情だ。そこで、今回はDX関連の施策や耕作放棄地再生の取り組みから、地産地消につなげる小売流通・卸の販売戦略まで多岐にわたって取り上げ、これから予想される供給難時代の…続きを読む
◇県下の中食産業に迫る 静岡県を中心に1都4県に70店舗を展開している弁当チェーンのどんどん(静岡市清水区)は23年10月に中小企業の事業承継や経営支援などを手掛ける「unlock.ly」(東京都)から三島徹平氏を代表取締役社長に迎えた。現在、創業…続きを読む
◇県下の中食産業に迫る ◆三つ目となる製造拠点が稼働 焼津市の福一漁業物販・飲食部門は魚食文化の継承を促すため、自社製造の寿司や惣菜、弁当の販路を広げている。漁業をなりわいとして漁獲から販売までを一気通貫で行う強みを生かした商品を続々と発売。TV…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●EC加え事業拡大 物価高の中、小売業を取り巻く環境は依然として厳しい。そのような中、さまざまな業態で104店舗を展開する県東部、富士市のマキヤの前期72期(24年3月期)は過去最高益を記録するなど、好調が続く。1月にはEC…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●100周年に向け高質ストア目指し経営基盤強化 静岡県浜松市の遠鉄ストアは昨年50周年に続き、従業員考案のオリジナル商品や価格帯に応じた商品展開の推進、移動スーパー事業を通じて、地域の支持をより盤石なものにしている。次の10…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●法人向け「プチ・マム」提供などで可能性広げる 静岡市のタカラ・エムシーは9月、静岡市のホームセンター内に「フードマーケットマム下川原店」をオープンするなど、業態の垣根を越えてワンストップの利便性を追求している。また、法人向…続きを読む
◇小売動向をひも解く ●上場20周年記念企画などが業績押し上げ マックスバリュ東海の今期(25年2月期)第2四半期決算は過去最高益を記録した。全店売上高は前年比3.7%増と拡大。上場20周年記念企画とイオングループトータルアプリ「iAEON」での…続きを読む
沼津市のあおきは1957年の創業以来、県東部を中心にストアブランドを確立し、地域の豊かな食生活を支えている。23年2月に社長に就任した田村篤己氏は商売の原点に立ち返って、組織再編に注力。今期(24年10月期)は過去最高益を記録した。現在、同地区での空…続きを読む
食料品価格の値上げや物流費・人件費などの上昇が続く中、静岡県の食産業全般で独自の価値を高める動きが活発になっている。 27年に創業70周年を迎える沼津市のSMあおきは田村篤己社長の下、商売の原点に立ち返って、「人づくり」を重視するように組織を再編。…続きを読む