関西の有力米穀企業・幸南食糧は海外マーケットにもチャレンジし、専門部署を立ち上げている。日本米海外輸出に加え、家庭用炊飯器が普及しない国に向けて、自社工場で製造するレトルトのパックご飯を展開。1月に製造ラインを完成させた冷凍米飯も加わり、3本柱で月間…続きを読む
有力コメ卸・木徳神糧は、海外ビジネスにもいち早く取組み、タイや中国、ベトナムに現地拠点を設置し、輸出と日本にない特徴のある海外のコメの国内販売、海外で生産したコメの第三国販売など、多様な切り口で展開している。 今年の日本米年間輸出量は、シンガポール…続きを読む
コメ卸最大手の神明は、日本産米海外輸出に関しても業界トップレベルのシェア25%以上で、22年は前年比23.2%増の7607tを輸出。今年の10月末現在の数字で、前年比27.1%増(1029t)の5023tに上っている。 輸出相手国は30ヵ国で、香港…続きを読む
日本米の海外輸出量が順調に増加している。財務省貿易統計によると、22年総輸出量は2万8928tとなり、前年比27%増の伸長となった。今年9月末まででも2万6188tに上り、さらに同32%増加している。円安の追い風に加え、メーンユーザーの外食産業がコロ…続きを読む
コメとコメ関連食品の世界市場開拓にオールジャパンで取り組む全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会(全米輸)は昨年、農林水産省から「農林水産物・食品輸出促進団体(認定品目団体)」と認定されたことを機に、販売戦略や現地ニーズの把握、産地育成などで課題や取…続きを読む
「和食=日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから今月4日で10周年を迎えた中、食文化の保護・継承を担う農林水産省では和食文化の普及イベントを各地で開催するなど、活動を活発化している。集中的な取り組みによって食文化振興のフロンティ…続きを読む
和食文化国民会議は全国の小中学校へ働き掛けてだしが感じられる給食を提供してもらう取り組みの実施校を11月、前年比5.3%増の1万5119に伸ばした。今年は中学校の参加を同15.7%増の2730と大幅に増やした。通年の活動も進化して、10月には皇居外苑…続きを読む
キッコーマンは人気料理人のパネルディスカッションを行い、和食文化の伝承者を増やした。ユネスコの遺産登録の10周年を記念し、13年以来5回目となる、「和食の魅力」と題した交換会、料理講習会を開催。和食の健康価値、文化、調理技術が世界に浸透し、和食が進化…続きを読む
「和食=日本人の伝統的な食文化」が2013年12月4日、ユネスコの無形文化遺産に登録されて10年たった。人口減と超高齢化、無資源国の低成長で食料供給が危ぶまれ、食料自給率も低迷。遺産登録によって、世界一の寿命を実現する健康価値、食材を使い切る持続性が…続きを読む
カゴメの神田吉幸東北支店長らは9月25日、青森県庁に宮下宗一郎青森県知事を訪ね、翌26日から12月上旬まで季節限定で発売する「野菜生活100青森りんごミックス」(195ml、税込み小売価格約120円)で青森県産リンゴを原料に使っている点をアピール、商…続きを読む