長野・山梨地区夏季特集2026

長野・山梨地区夏季特集:農産加工=揺らぐ原料基盤 需要創出の鍵探る

特集 総合 2026.08.19 13158号 10面
かつては日本一の生産量を誇っていた長野県の加工(ジュース)用トマトだが生産者の減少や干ばつ被害などの頻発で現在は茨城県に次ぐ2位に(松本市の農場)

かつては日本一の生産量を誇っていた長野県の加工(ジュース)用トマトだが生産者の減少や干ばつ被害などの頻発で現在は茨城県に次ぐ2位に(松本市の農場)

寿高原食品が5月に開いた「ジャム祭り」は多くの市民でにぎわい、ジャムやジュースなどを買い求めていた(千曲市の同社本社)

寿高原食品が5月に開いた「ジャム祭り」は多くの市民でにぎわい、ジャムやジュースなどを買い求めていた(千曲市の同社本社)

「瓶詰の定番」なめ茸はガラス瓶容器の供給難や用途提案の強化などからプラスチック製容器への切り替えが進む(須坂市のスーパー)

「瓶詰の定番」なめ茸はガラス瓶容器の供給難や用途提案の強化などからプラスチック製容器への切り替えが進む(須坂市のスーパー)

自然豊かな甲信エリアは、野菜や果実などの宝庫。リンゴやブドウ、桃、エノキ茸、加工用トマト、本わさびなどが日本一または全国トップクラスの生産量を誇る。これらの農産物を主な原料に、地域の農産加工業は地域経済をリードしてきた。現在は日本ワインやなめ茸、こうや豆腐など、加工品の分野でも国内トップシェアのさまざまな製品を全国に送り出している。ただ近年は農家の減少・高齢化に加えて気候変動などによる作柄不良が相次ぎ、原料危機が浮き彫りに。多くの農産加工品で産業基盤が揺らいでいる。輸入原料も

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