酒類流通の未来を探る2023
酒類流通の未来を探る：秋田屋 効率化と細かいサービス奏功
浅野弘義社長
顧客らに活用を薦める岐阜市の物流センター
◇エリア有力卸の取り組み
●より筋肉質な経営体制築く
名古屋市の秋田屋（浅野弘義社長）の今期（23年7月期）売上高はコロナ禍の収束を受けて、前年比2桁増で着地する見込みとなっている。利益面では業務効率化の施策ときめ細かいサービスの取り組みが奏功し、前年水準を上回る推移を見せている。ただし、コロナ禍前19年水準まで回復しておらず、引き続き、採算改善はもちろんのこと、サービスと商品価値の向上に努め、より筋肉質な経営体制を構築し
