酒類流通の未来を探る2023

酒類流通の未来を探る:外食最前線=飲酒業態で客単価アップ傾向

酒類 2023.07.22 12615号 03面
アンテナ感度が高い「渋谷に集うような20代」や50代以上の地域住民など幅広い層をターゲットに7月、オープンした東京・人形町の横丁業態「ハシゴ楼」

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東京・渋谷の「シン・ニクズシマン」はZ世代に照準を合わせ、“エモい”映えメニューを揃えてリニューアルした

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大衆酒場の印象が強い従来の赤い看板を一新し、若い世代やファミリー層も利用しやすいモダンな雰囲気にリブランディングした「やきとり大吉」

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 5月8日に新型コロナの感染法上の分類が2類から5類へ移行し、行動制限がなくなったことで5月以降、人流が戻り外食業界は好調が続いている。日本フードサービス協会の外食産業市場動向調査によると、外食全体の5月度の売上げ高は、前年比111.8%、コロナ禍前の2019年比では107.6%と、コロナ前の水準に回復。飲酒主体の「パブ・居酒屋」業態では前年比122.5%だが、コロナ禍の影響で既存店舗の減少が進み店舗数における19年比では68.5%、売上高66.3%と3割減の数字を示した。

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