カレー特集2024
カレーを取り巻く環境は各ジャンルで違いはあるものの、外食を含めた喫食頻度は増加傾向にある。カレーのメニューポジションは高い位置を維持拡大している。昨年度はルウ、レトルト、粉の各ジャンルによる価格改定効果などあり、市場は金額ベースで拡大。今後は、新価格の定着が市場成長の鍵となる。(高木義徳)
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◆カレー特集:新価格定着が成長の鍵に 日本式カレー、海外へ広がり始める
調味 2024.07.01カレーを取り巻く環境は各ジャンルで違いはあるものの、外食を含めた喫食頻度は増加傾向にある。カレーのメニューポジションは高い位置を維持拡大している。昨年度はルウ、レトルト、粉の各ジャンルによる価格改定効果などあり、市場は金額ベースで拡大。今後は、新価格…続きを読む
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カレー特集:カレールウ 新製法のルウ浸透 新たなタイプで活性化
調味 2024.07.01家庭用カレールウ市場はここ数年、市場規模でレトルトカレーに抜かれるなどその商品価値に大きな変化が現れている。昨年度は前年比で約7%増と価格改定効果などにより金額ベースの市場は大きく回復した。しかし、消費者のニーズが簡便調理、個食化に向かう環境下におい…続きを読む
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カレー特集:レトルトカレー ニーズとらえ伸長 低価格帯品は拡大傾向
調味 2024.07.01レトルトカレーの家庭用市場はこれまで個食化や簡便化といった消費者のニーズをとらえ着実に成長してきた。現在では市場規模でカレールウを上回っており、日本のカレーを代表するジャンルとして定着したといえる。昨年度は前年比で約4%増となった。価格改定の効果を加…続きを読む
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カレー特集:カレー粉(純カレー)・カレー缶詰 新製品で市場活況
調味 2024.07.01●原料高騰への対応急ぐ 家庭用カレー粉の昨年度は前年比2桁増を超える伸びを示し好調に推移した。要因はエスビー食品が2月発売の「カレー粉スティック」だ。これは同社が長年にわたり販売を続けるカレー粉のトップブランド「赤缶カレー粉」のスティックタイプで、…続きを読む
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カレー特集:ハウス食品 「X-BLEND」好調
調味 2024.07.01ハウス食品の家庭用カレー事業は、この3月までの1年間でルウが前年比6.6%増、382億円、レトルトが同0.1%増、178億円と価格改定や新製品投入効果で前年を上回った。 ルウでは昨年5月に価格改定前の仮需で数量がアップしたが、6~8月は価格改定の影…続きを読む
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カレー特集:エスビー食品 パウダールウ成長続く
調味 2024.07.01エスビー食品のカレー関連は、各ジャンルで価格改定が浸透したことなどにより売上げは伸長した。 23年度のジャンル別(家庭用・業務用・輸出用累計)を見ると、ルウが前年比15.3%増の315億4000万円、レトルトが同3.9%増の156億2000万円、カ…続きを読む
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カレー特集:江崎グリコ 「ZEPPIN」低塩に
調味 2024.07.01江崎グリコのカレー食品群の23年度売上げ実績は、ルウは前年超えも、レトルトが前年度を下回り、全体では前年未達で着地。コロナ禍に需要の高かった「カレー職人」は23年春に実施した10%の値上げの影響で前年同期を下回った。 「ZEPPIN」を今春、本格的…続きを読む
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カレー特集:ハチ食品 間口広げる春の新商品
調味 2024.07.01ハチ食品は今春、話題性を高めたカレー商品を投入し、新たな売場、新たな消費層の獲得を狙っている。 看板商品「メガ盛り」シリーズはアニメ「怪獣8号」コラボ企画で“DX”版、「るるぶ」シリーズは地域貢献型商品を切り口にした「東京小笠原南国フルーツチキンカ…続きを読む
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カレー特集:大塚食品 うどん用「ボンカレー」
調味 2024.07.01大塚食品の「ボンカレー」は、今春、ブランド初となるうどん専用の「ボンカレー 旨みを味わうカレーうどんの素」2品を新たに投入した。猛暑が予想される今夏に向け、同品を使用した「冷やしつけカレーうどん」という新たな楽しみ方を提案し、同ブランドの鮮度を高める…続きを読む
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カレー特集:エム・シーシー食品 家庭用にレンジ対応品
調味 2024.07.01エム・シーシー食品の24年8月期カレー関連実績はコロナ前水準での着地を見込む。今春は「SPIKY(スパイキー)」シリーズをレンジ対応包材に一新し、名店監修シリーズも拡充してファンを広げ、市場回復と人手不足が著しい外食・中食業界へハイクオリティー商品で…続きを読む
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カレー特集:ナイル商会 「インデラ」配荷店増加
調味 2024.07.01ナイル商会は、家庭用カレー粉「インデラカレー」を中心に業務・加工用などで存在感を示している。この1年間は家庭用の「インデラカレー」がコロナ禍以降、順調に数量を伸ばしてきたが消費者の外出機会の拡大などでやや鈍化している。しかし大手スーパーなどへの配荷が…続きを読む
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カレー特集:テーオー食品 外食向けは本格回復に
調味 2024.07.01テーオー食品のカレー関連は数量、金額とも前年を上回った。前回の価格改定効果により売上げが伸長したことと数量でも前年を上回ったことで同社のカレー関連は堅調といえる。しかし、主要スパイスなどの原材料高騰に加え人件費や物流費、エネルギー費の増加に想定以上の…続きを読む
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カレー特集:平和食品工業 引き続きフレーク伸長
調味 2024.07.01平和食品工業のカレールウは、過去2回の価格改定効果による売上げ増に加え、主力の「うま伽哩」が数量ベースで好調に推移したことやOEMでの受注が伸びたことにより伸長した。「すご伽哩」も数量ベースで前年を上回っている。 コロナ禍以前の19年度と比較しても…続きを読む
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カレー特集:カネカサンスパイス 突き抜ける辛さ新登場
調味 2024.07.01カネカサンスパイスは市販用ブランド「SPANION」から「激辛カレーフレーク(1kg)」を23日に発売する。一般市販品で販売できないレベルの“突き抜けた”辛さとスパイシーさをコンセプトに掲げる同品は「本物の辛いもの好きも覚悟して味わってほしい」という…続きを読む
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カレー特集:交易食品 100年企業へ決意も新た
調味 2024.07.01交易食品のカレー関連は外食向けがコロナ禍から回復、復調気配にあることなどで伸長した。給食向けは安定した推移を続けているが、給食費が上がっていないためコスト対策が求められる状況となってきている。同社はコロナ禍からの回復などを見据えて、既存品の一層の拡売…続きを読む
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カレー特集:インデアン食品 カレー粉は堅調に推移
調味 2024.07.01インデアン食品のカレー関連は堅調な推移を続けており売上げは伸長している。 同社は一昨年と昨年に価格改定を実施。価格改定はある程度順調に進んだものの、カレー粉の主要なスパイスとなるクミンやターメリック、コリアンダーなどの価格が大きく上昇していることに…続きを読む
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カレー特集:甲味食品興業所 原料の高騰対策進める
調味 2024.07.01甲味食品興業所は、老舗のカレー粉メーカーとして古くからの確かな技術と長年にわたる信用でレトルトなどへの原料供給を中心に売上げを伸ばしている。昨年は数量、金額ともに伸長。現在はカレー粉の原料となるクミンやターメリックなどのスパイスが上昇していることに加…続きを読む
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カレー特集:ベル食品工業 レトルトでやさしさを
調味 2024.07.01ベル食品工業は、持続可能な社会作りに参加する意思をレトルトカレーで表現する。自社ブランド「やさしいベルカレー」チャレドシリーズは、素材にこだわるカレーを湯煎加熱よりCO2排出量が削減できるレンジ加熱対応容器に入れ、障がい者自立支援アトリエ「チャレド」…続きを読む
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カレー特集:エム・トゥ・エム 健康志向のルウに期待
調味 2024.07.01エム・トゥ・エムは、一昨年に鎌倉市で新工場の稼働を開始し、健康志向をつかんだカレールウで着実な成長を続けている。昨年度の売上高は前年を大きく上回っており、これまで高質スーパーを中心としていた配荷が大手スーパーへと拡大している。 金額だけでなく数量で…続きを読む
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カレー特集:甘利香辛食品 「京都クラフト」海外へ
調味 2024.07.01甘利香辛食品が昨年発売した「京都クラフトカレー」が海を渡り始めている。京都ブランドを前面に打ち出したカレーフレークで、日本式カレーファンの心をつかみ、当初狙っていた北米、EUに加え、アジア諸国や中東、南アフリカなど広域にわたり需要が高まっている。 …続きを読む
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カレー特集:キャニオンスパイス 技術力にOEM依頼が
調味 2024.07.01キャニオンスパイスのOEM開発力が光っている。大定番東京土産「東京ばな奈」の冠が付いた果実感満載の2種類のカレーを2年かけて開発し、「あのスイーツがカレーに?」と6月1日の発売早々話題を集めている。 小ロット多品種製造を強みに、発注先の要望をレトル…続きを読む
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カレー特集:アンタレスコーポレーション タイ・チェンマイの味再現
調味 2024.07.01タイ食材の輸入販売を手掛けるアンタレスコーポレーションは6月2日、大阪市北区のタイ北部料理レストラン「スイートバジル」監修のタイカレー第3弾「タイ北部の豚カレー(ゲーンハンレー)」を発売した。本場タイ料理を日本で味わうなら「スイートバジル」しかないと…続きを読む