チョコレート特集
全日本菓子協会が公表している2020年のチョコレートの生産数量は、前年比2.1％減の24万3870t、生産金額は3870億円で同2.8％減、小売金額は5470億円で同2.8％減となった。ただ、生産・小売金額の2.8％の減少は、コロナ禍で訪日外国人数が87.1％減となったことで、菓子のインバウンド需要の大部分が消失したことの影響を受けた。19年の訪日外国人の菓子購入金額は約1705億円で、この中でチョコレートが占める割合は大きいことから、生産・小売金額の減少につながった。インバウンドを除く国内市場規模は、巣ごもり需要の増加を背景に、大袋商品が大幅伸長したことで、同3％増と好調に推移したものとみられる。（青柳英明）
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◆チョコレート特集：インバウンド需要喪失も国内では活発化
菓子 2021.11.12●巣ごもり受け大袋品が大幅伸長 全日本菓子協会が公表している2020年のチョコレートの生産数量は、前年比2.1％減の24万3870t、生産金額は3870億円で同2.8％減、小売金額は5470億円で同2.8％減となった。ただ、生産・小売金額の2.8％…続きを読む
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チョコレート特集：明治 健康志向対応で3軸展開
菓子 2021.11.12明治の今期第1四半期までのチョコレートカテゴリーの実績は、増収で推移した。大袋を含む健康志向チョコ、ナッツチョコの好調が寄与した。 21年の戦略は、コロナ禍による生活意識や消費行動の変化を踏まえ、（1）コロナ長期化における健康行動の継続（2）おうち…続きを読む
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チョコレート特集：ロッテ ブランドごとに最適提案
菓子 2021.11.12ロッテの今期上期のチョコレートカテゴリーの実勢は、前年比約2％増と好調に推移している。ブランド別の状況は、「ガーナ」がほぼ前年並みで推移。「クランキー」は、前年比約30％増と大幅伸長を達成。「紗々」も同約3％増と好調に推移。アーモンドチョコなどナッツ…続きを読む
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チョコレート特集：森永製菓 独自価値磨き上げ強化
菓子 2021.11.12森永製菓のチョコレートカテゴリーの今期上期（21年4～9月）実績は前年を上回って推移した。ブランド別の状況は「カレ・ド・ショコラ」は、前年実績を上回るなど好調に推移。特に9月発売の新商品〈ピスタチオ〉は好調な滑り出しを見せる。「小枝」も前年実績超えと…続きを読む
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チョコレート特集：不二家 拡大へスノーマン起用
菓子 2021.11.12不二家の今期第3四半期（21年1～9月）までのチョコレートカテゴリーの実績は好調に推移している。 21年秋冬商品戦略は、主力商品の継続的な改善に加え、健康志向、グルメ志向への対応を継続。「ルック」などの主力ブランドのさらなる強化と拡大に挑戦する。昨…続きを読む
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チョコレート特集：ブルボン マイベネフィットへ注力
菓子 2021.11.12ブルボンは、「アルフォートミニ」を含め主力ブランドの再強化による拡大を目指す。プレミアム商品への資源集中や新CM投下など販促策も強化。今後は、家庭内需要は継続するものの人の動きが活発になることで、一口タイプや携帯に便利な商品ニーズが高まると予想。マイ…続きを読む
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チョコレート特集：六甲バター 好調「リンツ」2桁成長
菓子 2021.11.12六甲バターは、スイス・リンツチョコレートの輸入販売権を持つ。同社のチョコレート部門の1～9月売上げは前年比16％増となり、昨年に続き好調に推移している。小売での取扱店舗や商品の拡大、百貨店の催事や一部CVSにも販路が広がったことが要因。宅配での需要が…続きを読む
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チョコレート特集：高岡食品工業 中国に主力輸出本格化
菓子 2021.11.12高岡食品工業の21年9月期は売上高前年比10％増で、過去最高を記録した。主力品「ショコラ生チョコ仕立て」の中国への輸出を本格化したことが大きな要因だ。今期は同品の国内外での販路拡大を図るほか、22年7月で発売50周年を迎える「麦チョコ」の“強化年度”…続きを読む
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チョコレート特集：名糖産業 「ぷくぷくたい」大幅増
菓子 2021.11.12名糖産業の21年4～9月のチョコレート部門売上げは、前年比3％増で着地した。主力の大袋チョコ「アルファベットチョコレート」は、気温の波があった影響で売上げに増減があったが、春先の積極的なキャンペーンも功を奏し、上期前年実績をクリアすることができた。大…続きを読む
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チョコレート特集：芥川製菓 「プチペタル」展開 ショコラソワールも
菓子 2021.11.12芥川製菓の前期（21年6月期）のバレンタインチョコレートなど催事商品はコロナ禍の影響を受け苦戦した。今期については、「ハロウィーン」「クリスマス」とも前年に比べ、微増で推移している。ワクチン接種が進み、緊急事態宣言も解除されたことから、22年バレンタ…続きを読む
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チョコレート特集：江崎グリコ 「ポッキー」2年連続ギネスに
菓子 2021.11.12江崎グリコの今期（21年1～6月）の国内チョコレートカテゴリーの実績は、苦戦した。主力の「ポッキー」は4～6月は増収となったものの、お土産用ポッキーの苦戦が影響し、上期トータルで微減となった。その他ブランドは苦戦した。 今期施策は、「ポッキー」で、…続きを読む
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チョコレート特集：ネスレ日本 「キットカット」健康系に本格参入
菓子 2021.11.12ネスレ日本の21年のチョコレート戦略は、大袋の「キットカット」内容量を価格を据え置いたまま、8～9％増量し9月13日にリニューアル発売。同社の槇亮次執行役員コンフェクショナリー事業本部長は「原材料の高騰で厳しい環境下にあるが、増量をコスト増ではなく投…続きを読む
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チョコレート特集：ギンビス 今期は過去最高見込む
菓子 2021.11.12ギンビスの今期（21年1～10月）の実績は、前年比大幅増で推移している。「たべっ子どうぶつ」ブランドは、文具メーカー・玩具メーカーなどとの企業コラボレーションによるグッズ販売を展開したことで、若年層の開拓に成功。大幅伸長となった。「アスパラガス」ブラ…続きを読む
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チョコレート特集：フルタ製菓 “粒ぞろい”のスタート
菓子 2021.11.12フルタ製菓の4～9月のチョコレート類の売上高は、前年比3％増で着地した。新商品を投入した8月、9月が好調に推移し、中でも売上げをけん引しているのが「生クリームチョコピスタチオ」と「柿の種チョコ」。新商品と周年商品に恵まれ“粒ぞろい”のスタートを切った…続きを読む
