塩特集
塩の消費量は、近年の減塩志向で縮小傾向が続きコロナ禍元年の20年度は19年度比で2桁減と減少に歯止めがかからない状況だったが、21年度は20年度とほぼ横ばいで業務用では回復傾向もみられた。下げ止まりとなればいいが、減塩トレンドは加速し人口減少は止まらず、食品加工や家庭・飲食店で使われる塩の量が増える見込みはないのが現状だ。ニーズを見極めた商品開発はもちろんだが、生命活動に絶対に欠かすことのできない「塩」についての重要性や価値をSNSの活用などさまざまな方法で生活者に発信していくことが重要だ。（菅田一英）
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◆塩特集：「塩」の必要性・価値、さまざまな方法で発信を
調味 2022.08.22塩の消費量は、近年の減塩志向で縮小傾向が続きコロナ禍元年の20年度は19年度比で2桁減と減少に歯止めがかからない状況だったが、21年度は20年度とほぼ横ばいで業務用では回復傾向もみられた。下げ止まりとなればいいが、減塩トレンドは加速し人口減少は止まら…続きを読む
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塩特集：家庭用＝21年度は微減 コロナ禍、減塩の潮流継続
調味 2022.08.22財務省が6月30日に発表した最新の塩需給実績によると、21年度に小売店などを通じて販売された塩（特殊用塩、特殊製法塩を含む）は16万2000t（前年比1.3％減）だった。20年度は19年度比で2桁の大幅減となったが、21年度は微減でとどまった。しかし…続きを読む
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塩特集：業務用＝ほぼ横ばい 漬物・味噌用で回復傾向
調味 2022.08.2221年度に食品加工用として消費された塩は66万5000t（前年比0.3％増）だった。漬物用や味噌用などで回復傾向がみられた。内訳は漬物用が7万2000t（同10.7％増）、味噌用が2万4000t（同9％増）、醤油アミノ酸用が13万9000t（同2.2…続きを読む
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塩特集：原燃料暴騰 一刻も早い価格是正を
調味 2022.08.22製塩コストで3割以上を占める原燃料価格が暴騰し、一刻も早い価格是正が必要な状況になっている。 製塩大手をはじめ複数の塩メーカーが製塩工程で欠かせないボイラー燃料の価格高騰を主な要因として業務用塩の値上げを昨秋以降表明したが、ウクライナ侵攻などを受け…続きを読む
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塩特集：くらしお 熱中症予防イベントで注意呼び掛け 都内2600人に関連グッ…
調味 2022.08.22塩と暮らしを結ぶ運動推進協議会（くらしお）は、くらしおの協力団体「熱中症予防声かけプロジェクト」が7月13、23日に東京都内で行った「2022年・夏 熱中症予防声かけイベント」に協力し、塩あめを提供した。熱中症への注意を呼び掛けるイベントで、2日間で…続きを読む
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塩特集：日本海水 多彩な商品で業界けん引
調味 2022.08.22国内製塩最大手の日本海水は業務用、家庭用で幅広く多彩な商品を展開している。21年度の売上げは20年を上回った。コロナ禍で京都をはじめ、観光地の漬物が減少するなどで業務用は大きな影響を受けたが、巣ごもり需要で比較的単価がよい家庭用の商品が堅調に推移し売…続きを読む
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塩特集：塩事業センター 「食卓塩」70周年の企画を
調味 2022.08.22塩事業センターの21年度生活用塩の販売数量は、食塩シリーズや大袋タイプなどの「国産塩」が前年比3.6％減の2万3720t、食卓塩シリーズなどの「国内製造塩」が同0.2％減の6107tで、合計で同2.9％減の2万9828tだった。コロナ禍で減退していた…続きを読む
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塩特集：鳴門塩業 業務用が回復 ブランド生かし販促
調味 2022.08.22徳島県鳴門市に本社工場を構える鳴門塩業の21年度売上げは、前年を少し上回った。ウィズコロナの流れで人流が増加し、業務用で回復がみられた。家庭用は平釜塩の製造を終了したことでアイテム数の減少などありマイナスとなった。最近では一時的に値上げ前の駆け込み発…続きを読む
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塩特集：天塩 こだわり品強み 消費者接点創出も
調味 2022.08.2223年に会社設立50周年を迎える天塩は、主力の「赤穂の天塩」シリーズなど既存の主力商品に加え、新商品の開発にも積極的に取り組んでいく。価格競争帯の商品だけでなく認知度を高められるこだわりの商品に強みを持つほか、時代のニーズを見極めた商品開発にも注力し…続きを読む
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塩特集：味食研 高付加価値品で収益改善
調味 2022.08.22味食研の塩事業の前期（22年7月期）売上げ状況は、コロナ禍で業務用製品が落ち込み、前年比4％減で着地した。ただ、同社の粉末スープ事業での使用が伸びたことに加え、小袋商品が市販向けプライベートブランドに採用されるなど、今後に向けて明るい材料も出てきた。…続きを読む
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塩特集：エスビー食品 多様ニーズ応える品揃え
調味 2022.08.22エスビー食品の「マジックソルト」シリーズと「塩こしょう」シリーズを中心とする塩関連製品の昨年度は20年度の内食化の反動により、前年を下回ったがコロナ前の19年度実績は上回っており、長期的には売上げは拡大基調にある。 「マジックソルト」シリーズの昨年…続きを読む
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塩特集：マルニ 小袋品が好調 「燻製岩塩」など投入
調味 2022.08.22塩専業メーカーマルニの4～6月売上げは前年比微増となった。21年が大きく伸びているので好調をキープ。小袋商品の取引拡大が主因だ。「業務用の小袋商品が好調だ。中食での採用が増えたのと、外食での需要もウイズコロナで増えてきた」（担当者）とする。小袋商品の…続きを読む
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塩特集：日本緑茶センター 「クレイジーソルト」シリーズ堅調 販促・PR加速
調味 2022.08.22日本緑茶センターが販売する「クレイジーソルト」は2020年に日本上陸40周年を迎え、シーズニングソルトの定番ロングセラーとしておなじみだ。21年もコロナ禍による内食需要をとらえたほか、アウトドア料理でも使いやすいことから堅調に推移した。 全7種類を…続きを読む
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塩特集：伯方塩業 ラインアップ拡充 手づくり漬物アピールへ
調味 2022.08.22伯方塩業の看板商品「伯方の塩1kg」が、日経POSセレクション2021年食塩カテゴリーで3年連続1位を獲得。さらに「伯方の塩500g」も2位となり、これで2年連続で1、2位を独占した。 例年、塩の需要期に実施している集中TVスポットや量販店に向けた…続きを読む
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塩特集：味の素社 主要3商品成長 低ナトリウム塩などの価値浸透へ
調味 2022.08.22味の素社は「やさしお」「アジシオ」「瀬戸のほんじお」の主要3品を順調に成長させている。「やさしお」は塩化カリウムによる塩味付与、塩分半減といった特許技術、機能価値をインフルエンサーなどを通じて浸透させる。10月から原料高で値上げし、おいしい減塩を提案…続きを読む
