納豆特集2024
全国納豆協同組合連合会(納豆連)によると、業務用を含めた2023年の納豆市場の規模は前年比約8.3%増の2695億円だった。23年3月にタカノフーズをはじめとする各社が一斉に値上げを実施し、金額・数量ベースともに前年を上回った。(志賀愛美)
-
◆納豆特集:23年市場規模 8.3%増2695億円 値上げもコスト高に追い付…
農産加工 2024.03.22全国納豆協同組合連合会(納豆連)によると、業務用を含めた2023年の納豆市場の規模は前年比約8.3%増の2695億円だった。23年3月にタカノフーズをはじめとする各社が一斉に値上げを実施し、金額・数量ベースともに前年を上回った。しかし世界的な混乱と円…続きを読む
-
納豆特集:市場動向=健康需要に軸足 市場底上げ
農産加工 2024.03.22総務省家計調査によると、23年の全国1世帯当たりの消費金額は4492円で、前年比約6.5%増となった。納豆連による23年1~12月の市場規模は金額ベースで2695億円(前年比約8.3%増)、全体の2.5%を占めるとされる業務用を除く家庭用は2627億…続きを読む
-
納豆特集:輸出動向=輸出減だが拡大期待
農産加工 2024.03.22財務省の貿易統計によると、23年1~12月の納豆の総輸出数量は前年比約4.6%減の299万7753kg、金額ベースでは同約2.7%減の17億2315万4000円だった。23年8月からの中国の水産物輸入規制や円安の影響で、順調に拡大していた輸出の勢いが…続きを読む
-
納豆特集:北米産大豆=収量は前年並み 付加金高騰続く
農産加工 2024.03.22アメリカ大豆輸出協会(USSEC)によると、23年の米国産大豆の収量は前年並みだった。シカゴ穀物相場の高止まりは続いており、引き続きひっ迫ぎみの供給状況とともにNon-GMO(非遺伝子組み換え)大豆生産者に払うプレミアム価格(付加金)が高騰している。…続きを読む
-
納豆特集:筑波大学・濱田理人准教授に聞く 納豆による動脈硬化抑制
農産加工 2024.03.22筑波大学がタカノフーズとの共同研究で、納豆が動脈硬化を抑制するメカニズムを解明した。実験で携わった筑波大学の濱田理人准教授(医学医療系解剖学発生学研究室)に、研究の成果や今後の方向性などについて話を聞いた。(志賀愛美) ●メカニズムを解明 --共…続きを読む
-
納豆特集:タカノフーズ 今春「やみつきからし」新発売
農産加工 2024.03.22納豆トップメーカーのタカノフーズは、今春に「やみつきからし納豆」を新発売する。「からしが物足りない」というユーザーからの要望に応え、納豆とからしという定番の組み合わせを深掘りし、ベストマッチなコンビとして提供する。通常のからしは洋風マスタードに近い酸…続きを読む
-
納豆特集:Mizkan 若者人気の「たっぷりおだし」
農産加工 2024.03.22Mizkanは2月29日から「金のつぶ たっぷりおだし」を発売し、若年層に人気の食べやすさを高めた。主力品で20~30代から好まれている「たれたっぷり!たまご醤油だれ」「パキッ!とたれ とろっ豆」の製造技術を結集した。機能性表示食品の「納豆効果 腸内…続きを読む
-
納豆特集:あづま食品 「おろしだれ」2品リニューアル
農産加工 2024.03.22国産原料が強みのあづま食品は、フレーバー商品に注力する。差別化を意識しながら、既存商品の強化と新商品の開発で全体の底上げを図る。 発売から20年を超えるフレーバー商品のロングセラー「おろしだれ納豆」は、もっとおろし感がほしい、袋に残ってしまうという…続きを読む
-
納豆特集:ヤマダフーズ 「発酵美人」第2弾 秋田出身イラストレーターとコラボ
農産加工 2024.03.22ヤマダフーズは「発酵美人の晴れやかGABAたれ納豆」を新発売する。「発酵美人のほの甘麹たれ納豆」に続く、秋田県出身のアーティスト凪氏とのコラボ第2弾。凪氏のイラストを扱うパッケージデザインで、主要ターゲット層である20~30代の女性にPRする。 「…続きを読む
-
納豆特集:太子食品工業 「和だし極小粒」など3品 若い世代に訴求
農産加工 2024.03.22東北の納豆メーカー・太子食品工業は3月から春夏の新商品として「太子納豆 和だし極小粒」「同 和だしひきわり」と「にんにく醤油たれ極小粒納豆」の3品を発売する。 「和だし」2品は、鰹節とあご煮干しのうまみが引き立つ合わせだしに、米黒酢で納豆の味わいを…続きを読む
-
納豆特集:丸美屋 国産大豆使用を強化 50%以上目指す
農産加工 2024.03.22丸美屋は、納豆市場全体について、コロナ5類移行後、外食ニーズの高まりで需要落ち込みを予想していた。ただ同社に関していうと、数量ベースでも昨年を上回る実績で推移したという。その中でも、特にひきわり商品がけん引した。あらゆる食品が値上がりした中でも、納豆…続きを読む
-
納豆特集:マルキン食品 技術の集大成商品「元気納豆 無限」
農産加工 2024.03.22マルキン食品では、市場動向として直近1年間は、価格改定の年になったと振り返る。ただ依然として、買いやすい価格、健康需要から根強い支持はあるとみている。令和5年度(第27回)全国納豆鑑評会では、「元気納豆 国産減塩あまかたれ付」が優秀賞(農林水産大臣官…続きを読む
-
納豆特集:二豊フーズ 全国納豆鑑評会、2年連続で受賞
農産加工 2024.03.22二豊フーズは、市場では値上げ基調が一巡し、今後の物流費への向き合い方が課題になってくるのではとみている。 国産大豆使用商品も充実させており、フレーバーや商品仕様が多彩。そこは同社の大きな強みとなっている。 商品別で最も人気があるのは、「国産くろめ…続きを読む