即席味噌汁特集
即席味噌汁特集:19年POSデータ分析 永谷園・マルコメが2強
●「減塩」「大容量」に存在感
日本食糧新聞社が代理販売するPOSデータ(KSP-SPが独自に集計し、流通システム開発センターを通じて収集された全国980店舗から構成されたデータ)を分析し、2019年通期(1~12月)の即席味噌汁・お吸い物の売上げランキングを作成した。永谷園とマルコメが上位を占める中、減塩アイテムや大容量タイプが存在感を示した。
ランキング1~10位は永谷園が強さを見せた。「あさげ」シリーズや「松茸の味お吸いもの」シリーズが複数ランクインした。アサヒグループ食品の「美味しい瞬間みそ汁 10食セット」、マルコメの大容量「たっぷりお徳 料亭の味 24食」もランクインした。
11~30位では、マルコメの「たっぷりお徳料亭の味減塩 24食」「同 32食」、永谷園の「みそ汁太郎減塩 24食」「1杯でしじみ70個分ちからみそ汁塩分控えめ」「おみそ汁の大革命 野菜いきいきその2減塩」など減塩アイテムが目立った。ハナマルキの「からだに嬉しいしじみ汁」は通常タイプと減塩タイプ2品が入った。
31~50位にはアサヒグループ食品が展開する「うちのおみそ汁」「いつものおみそ汁」の人気商品がランクイン。マルコメ「タニタ監修減塩みそ汁」、永谷園「みそ汁太郎12食」シリーズもこの位置だった。
また、100位以内にはサンジルシ醸造「即席料亭合わせ あおさ汁 3食」、神州一味噌「コクが自慢のとん汁 3食」、マルサンアイ「赤だし袋 20食」、イチビキ「即席赤だしえらべる 10食」などがランクインした。