新春特集第2部

新春特集第2部:2021年業界展望=業務用食品卸 事業継続に最大の意義

特集 卸・商社 2021.01.01 12166号 36面
東京の名所・浅草寺の雷門の観光客は激減した(20年7月26日写す)

東京の名所・浅草寺の雷門の観光客は激減した(20年7月26日写す)

仲見世通りもガラガラ。混雑が当たり前だった日常が失われた(20年7月26日写す)

仲見世通りもガラガラ。混雑が当たり前だった日常が失われた(20年7月26日写す)

 ◇コロナ禍の経営危機
 業務用食品卸の主力市場の得意先は新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた。上期決算で赤字決算となった業務用卸もあるが、2020年の業績は企業の力や経営方針、戦略の問題ではない。想定外どころか想像だにしない災害によるものだ。ある創業社長によると「戦争以来の危機的状況」と言う。会社の存続さえ危ぶまれる環境の中で、従業員が感染しない、お客さまに感染させない、そして拡大させない--と最善の注意を払いながら食のインフラ役を担う企業

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