「北限」への挑戦──。厳しい寒さとなる羊蹄山を望む茶樹の植樹予定地
世界のお茶専門店ルピシアは、北海道ニセコ町に茶樹「さやまかおり」600本を植樹する(6月下旬予定)。これは、同社が2015年から挑戦を続ける、お茶の露地栽培の北限を目指す「北限のお茶プロジェクト」の一環となり、生産量の拡大を図るものだ。
今回植樹する茶樹は、静岡県の農家から譲り受けたものだという。「さやまかおり」は埼玉県入間市で誕生した品種で、香り立ちの華やかさと耐寒性の強さが特徴だ。寒冷な地でこそ育(はぐく)めるユニークな風味を求めて、また過去に