日本フードシステム学会(The Food System Research Association of Japan)の第16期会長に清水みゆき氏(博士〈農学〉日本大学生物資源科学部教授)が選出された。同学会は30周年を迎えている。清水会長は「学会はボ…続きを読む
日本政策金融公庫(日本公庫)が7月に調べた食品産業動向調査によると、24年下半期の景況見通し(DI値)は-3.6と、上半期実績の+3.2から6.8ポイント低下した。業種別では卸売業が-9.8、小売業が同2.5、製造業が同2.1といずれもマイナス圏へ低…続きを読む
10月20日から、日本食糧新聞社中部支社主催で第33回「日食杯争奪」中部食品業界親善野球大会が名古屋市内の吹上球場と大高緑地公園野球場で開幕する。今大会には9チームが参加し熱戦が期待される。 最近の野球界の話題は、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平…続きを読む
◆23年は450億円規模に 国内プラントベースフード(PBF)市場では第2次成長期へ向けた助走局面を迎えているが、第1次成長期でみえた“課題”と“伸びしろ”に対し、どうアプローチを進めていくかが重要となる。全方位的な価格改定(値上げ)の定着、訪日外…続きを読む
●植物性原料の新テイスト 池田糖化工業は、“PBFをよりおいしくしたい”という思いを込めて昨年3月から業務用プラントベース製品の素材ブランド「プラントdeリッチ」を発売しているが、同ブランドに植物性原料でキャラメル味を付与する素材「キャラメルテイス…続きを読む
●ソラマメタンパク質も訴求 日成共益はプラントベースフード向けにソラマメタンパク質を訴求、カカオパウダー不足の代替に「キャロブパウダー」の提案を始めた。既存品では溶解性の良さを売りにしたビール粕タンパク質「EverPro BR」や製造現場のハンドリ…続きを読む
●幅広い用途で採用進む 小川香料は、自然な調理香と深い味わいのあるコクおよびうま味を呈する、動物性原料不使用のうま味調味料「OGテイスト」シリーズを、主にプラントベース食品(PBF)や畜肉加工品向けに提案している。高力価で少量添加でも風味を増強する…続きを読む
●ソリューションを強化 三栄源エフ・エフ・アイはプラントベースフードの課題に対して、食品添加物などを通じ顧客のニーズを踏まえたソリューションの提案を強化している。 豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクといったプラントベースミルクには、増粘剤製剤「…続きを読む
◇進行する動き・技術 ●日清オイリオグループと東北大解明 飽和脂肪酸含有の植物油から 飽和脂肪酸を含む植物油を加熱すると動物性食品のおいしさに関係する香気成分が生成されるメカニズムを、日清オイリオグループと東北大学の研究グループ(仲川清隆教授代表…続きを読む
◇進行する動き・技術 ●ミヨシ油脂「ネクストフードラボ」調査 健康志向や環境低負荷などにより注目を集めるプラントベースフードだが、ユーザーの開拓や定着の面では課題も多い。ミヨシ油脂ではプラントベースフードに関する消費者調査を実施、新事業・新商品開…続きを読む