あえて酔わないソバーキュリアスの出現をはじめ飲酒に対する価値観の変化や社会課題の多様化を受け、メーカーの対応が活発化している。ビール大手ではキリンビールが5月から各人に合う飲み方を啓発する「適正飲酒セミナー」の常設化を決めたほか、アサヒビールが独自に…続きを読む
キリンビールは物流の2024年問題への対応に10億円を投資する。6月から名古屋工場で自動倉庫に「新自動ラック」と同社工場で初となる「レイヤー自動ピッキング装置」を導入。倉庫内のスペースについても清涼飲料用を酒類用に再整備する。これらにより倉庫の収容能…続きを読む
ウイスキー製造の小正嘉之助(こまさかのすけ)蒸溜所は17日、クラフト・ジャパニーズウイスキーの「嘉之助」ブランドの世界販売を30年に現在の5倍以上に拡大させると発表した。蒸留酒大手のディアジオと組み、国内外の市場を開拓。高価格帯の商品を中心に売り込み…続きを読む
【関西】白鶴酒造は、プレノールとイソプレノールに食品の不快臭を改善する効果を見いだし、特許を取得した(特許7450789号「食材又は飲食品の臭い改善剤、及び食材又は飲食品の臭い改善方法」)。これらの成分は業務用料理酒「白鶴 料理酒CS-4T」に含まれ…続きを読む
【関西】白鶴酒造は、地域貢献と日本酒の需要開発、白鶴ブランドのPRを目的として5月18日、「白鶴2024年春『酒蔵開放』」を開催する。 今回は、通常の白鶴酒造本社(神戸市東灘区)での開催に加え、新企画として近隣の飲食店「灘五郷酒所」(同区)をサテラ…続きを読む
国分グループ本社はシングルモルト「トマーティン」の提案を強化する。取り扱い開始から40周年を迎え、販売活動にあらためて力を入れる方針だ。5月24日公開予定の映画「帰ってきた あぶない刑事」とのコラボ商品も展開しブランドのファン拡大につなげる。 23…続きを読む
宝酒造の23年度(23年4月~24年3月)輸入洋酒の販売数量は、バーボンウイスキー「エンシェント・エイジ〈2A〉」が、製造元の米国での資材調達遅延による一時販売休止の影響を受け前年割れとなった。しかし主要ブランド「ブラントン」は、23年5月の新型コロ…続きを読む
明治屋は今期(24年3月~25年2月)、スピリッツの販売で大幅増を計画する。サゼラック社のウイスキーブランド「バッファロー・トレース」や「アーリー・タイムズ」といったアイテムを主体に展開し好調な販売をさらに加速させる考え。前期の販売は、バッファロー・…続きを読む
リードオフジャパンは、イタリア産プレミアムジン「エンジン オーガニックジン」のブランド育成を強化する。業務用を中心に、強みの食品商材と組み合わせたカクテルレシピを考案・開発し、付加価値を高めた提案で裾野をさらに広げていく。 「エンジン オーガニック…続きを読む
サッポロビールとバカルディジャパンは、「バカルディ ラム」を炭酸水で割る飲み方「バカルディ ハイボール」を拡大させる。若年層をターゲットに音楽フェスなどでの露出を高める。販売好調なスコッチウイスキー「デュワーズ」は、「同 12年」の育成に注力する。 …続きを読む