日本食糧新聞では食品スーパーなどで頻繁に買い物する主婦層を対象に、昆布茶に関する任意の書面・口頭アンケートを不定期に実施し、本特集で結果を発表している。17年から7年ぶりとなる今回は関東・関西地域在住の主婦50人を対象に8月初旬から9月中旬までの間、…続きを読む
昆布茶の原料である昆布の国内生産量は引き続き、低水準が続いている。全道の漁業協同組合で構成される北海道漁業協同組合連合会(北海道ぎょれん)による道産昆布の生産量(供給量)によると23年は1万2245tとなり、過去最低となった22年に続く2番目に低い生…続きを読む
本紙が掲げる昆布茶活性化へ向けた「4輪駆動(飲用・料理用・加工用・輸出用)」の中で、最も伸びしろが多いと推定するのが、海外市場の開拓を含めた輸出用である。おいしさ成分である「UMAMI」は国際的にも認知が高く、増加している訪日外国人によるインバウンド…続きを読む
料理用途と同様、優れたおいしさやうまみ、水溶性を生かし、加工食品向け調味料として、スナックや米菓、冷凍食品や惣菜、さらにはメニューソースなどでも使われている。 最終商品の味の底上げはもちろん、特に若者層への認知度拡大や掘り起こしに一役買っている点に…続きを読む
昆布茶の料理用途は、主に顆粒・粒状タイプ製品を軸に鍋やパスタ、和食全般などをはじめとする多彩なメニューで着実に浸透している。 優れたうまみや水溶性、簡便性を生かし、業務用(外食・中食向け)・家庭用の両分野で活用されており、これまでの「隠し味」や「だ…続きを読む
昆布茶本来の楽しみ方でもある、飲用向け需要は、特に今世紀に入り、コーヒーや抹茶などプレミックスタイプ飲料の台頭・定着、喫茶店や飲食店での非定番化、振る舞い昆布茶などの歳時での飲用慣習の消失に伴い、総じて長く減少傾向が続いているが、2年連続の酷暑(猛暑…続きを読む
昆布茶市場が秋冬の需要期を迎えている。食品屈指の伝統産業であり、日本独自の嗜好(しこう)品でもある同市場では近年、特性を生かした料理用途での拡大が顕著化。一方で、飲用需要はアイス昆布茶や割り材として使い方が広がるなど、通年商材としての伸びしろをみせて…続きを読む
●発祥の地をオープン 柿の種はじめ業務用米菓を主に製造する阿部幸製菓は、6月に発売した「柿の実 柿の種のオイル漬けにんにくラー油風味」が好調だ。同社のロングセラー揚げ米菓「柿の実」の新フレーバーで、夏場に苦戦するカテゴリーながら安定した受注があり、…続きを読む
●「柿の種の日」“愛”をテーマに販促 国内米菓トップの亀田製菓は、秋冬の新商品として「熱風焙煎黒ごまチップス」を発売する。同社が掲げる新たな価値を付加した米菓商品群「ミライベイカ」の一つとして送り出すもので、同社の植物性乳酸菌を配合した機能性食品と…続きを読む
●ギンビスならではの商品開発にこだわり ギンビスの2024年秋冬商品戦略は、「消費の二極化」に対応した商品開発と、「ギンビスならではのお菓子作り」の2軸をテーマに設定した。「消費の二極化」に対応した商品開発では、消費者の「普段の節約志向」と「時には…続きを読む