◇女子栄養大学食生態学研究室 林芙美准教授 コメ離れが進む中、農林水産省のコメ消費動向調査によると、消費量が減少した理由として、主食を減らし副食を食べる量を増やした、または食事量全体を減らしたと答える人がともに約3割近くみられた。さらに、低糖質ダイ…続きを読む
若年層のダイエットや中高年のメタボ対策で、糖質カットの意識は相変わらず強いものの、コメや砂糖の健康機能性が続々解明されてきている。ダイエットも従来の痩せるだけでなく、美しく痩せ、しかもリバウンドが来ないよう、糖質を含めた栄養バランスに優れる食事への関…続きを読む
●米ぬかタンパクで代替肉 世界的な気候変動や情勢の変化、人口爆発などで、食料の安定供給が危惧され、フードセキュリティーに対する関心が高まっている。世界の食料需要が高まる中、穀物の供給量は50年までに現在の1.3~1.6倍になると予想されているが、タ…続きを読む
コメは日本人に約2000年以上前から食べられてきた穀物であることが、日本人の体に適していることを証明していると感じます。以前にあったコメは太るという風潮も変わりつつあります。 先日、減量を求められるプロボクシングの元選手から、面白い話を聞かせてもら…続きを読む
当社では、本社ビルの前庭で毎月「和菓子縁日」を開催しています。おかげさまで毎回100人を超える熱心な和菓子ファンの人々が行列を作る、大人気のイベントです。豆類、米粉、砂糖などを材料として作られる、登録無形文化財にも選ばれた伝統的な和菓子には、タンパク…続きを読む
◇全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)・木村良理事長 ここ最近、おにぎり専門店が多くのメディアで紹介されています。商品開発をめぐるストーリー性や、SNSで「映える」おいしそうな見た目が、日本の若年層はもとより、海外でも多くの人に受け入れられていま…続きを読む
コメの消費量は1995年と比較して、約60kg減少し、23年時点の農業就労者数は約116万人、平均年齢は69歳です。稲作をはじめとした生産者は、国内人口の少子高齢化にも勝る勢いで高齢化が進んでいます。担い手を育成し、持続可能な農業モデルを構築しなけれ…続きを読む
横井醸造は1937年の創業から伝統製法の赤酢を展開し、今のカテゴリー拡大をけん引してきた。長期熟成による濃厚なうまみ、芳醇な香りに指名買いを得て、商品も拡充。さまざまなニーズに応えて家庭用でも新たに「赤酢のすのもの酢」を発売した。ほかにない三杯酢の汎…続きを読む
マルカン酢は飲用酢の新シリーズ「リンゴ酢仕立ての旬しぼり」を今春立ち上げ、「愛媛みかん」「高知ゆず」の柑橘味2品を発売した。リンゴ酢ベースに産地限定果汁を加え、同社初の紙パックに入れた付加価値飲用酢で子どもやファミリー層を狙う。 3月1日発売の「リ…続きを読む
タマノイ酢は家庭の食卓での赤酢文化の醸成を狙う。昨年春に発売した「赤酢すし酢」をきっかけに、高級寿司店で使われるイメージの“赤シャリ”を家庭でも楽しんでほしいと提案している。業務用では昨年7月に赤酢「緋玉」、今年2月にはさらに濃い赤酢すし酢「AYR7…続きを読む