◇ファベックス特集 中食産業2024 総務省の家計調査から23年度の惣菜関連支出を調べたところ、主食的調理食品は前年比4.4%増、他の調理食品同4.6%増と順調に伸長しており、23年度の惣菜市場は10兆8000億円から10兆9000億円と予測される…続きを読む
アイリスオーヤマは、東北農業の復興支援を目的に、精米事業に参入した。協働でコメビジネスを展開する農業生産法人の舞台ファームが福島県沿岸部(相馬市・浪江町・双葉町)で営農再開ビジョンのフラッグシップとして生産したコメをアイリスオーヤマが買い取り、パック…続きを読む
東洋ライスは発起人となって昨年11月、「医食同源米によって我が国の国難を解決するためのコンソーシアム」を設立した。医食同源米とは「健康成分が豊富なぬか成分を残すとともに、地球環境に優しい無洗米加工し、良食味も確保したコメ」のこと。 目的は(1)医療…続きを読む
はくばくは前期から、主食の質を見直す「主食改革」に乗り出し成果を挙げている。食生活の多様化や糖質制限によるコメ控えなどで、主食が見失われている現状を変えようと、食物繊維が豊富な雑穀類(精麦や玄米も含む)を白米に混ぜる食べ方を推奨することで、減り続ける…続きを読む
人々の防災意識が高まる中、非常食アルファ米最大手の尾西食品は、従来の官公庁や企業中心から、個人ユーザーの購買に対応し、よりおいしく、便利に身近な商品へと進化させている。 そこで昨年8月、業界初のレンジアップ可能な「レンジ+(プラス)アルファ米」シリ…続きを読む
●新時代に沿った商品開発 一層の価値向上に努める 高齢化の進展に伴い、人々の健康志向は定着し、より本物、より効果が実証できるものへと変化してきた。相変わらず糖質イコールネガティブなイメージを持つ人は少なくないが、コメや砂糖の価値が見直されてきている…続きを読む
1913年創業の上野砂糖は各種精製糖や黒糖(黒砂糖)製品の卸・販売を行っている。百十余年で培った、砂糖の正しい知識の普及に努めるとともに、付加価値を高めた加工黒糖や粉糖商品の開発・販売を推進。「砂糖が持つ力は唯一無二」と語る谷添高視社長に話を聞いた。…続きを読む
◇女子栄養大学食生態学研究室 林芙美准教授 コメ離れが進む中、農林水産省のコメ消費動向調査によると、消費量が減少した理由として、主食を減らし副食を食べる量を増やした、または食事量全体を減らしたと答える人がともに約3割近くみられた。さらに、低糖質ダイ…続きを読む
若年層のダイエットや中高年のメタボ対策で、糖質カットの意識は相変わらず強いものの、コメや砂糖の健康機能性が続々解明されてきている。ダイエットも従来の痩せるだけでなく、美しく痩せ、しかもリバウンドが来ないよう、糖質を含めた栄養バランスに優れる食事への関…続きを読む
●米ぬかタンパクで代替肉 世界的な気候変動や情勢の変化、人口爆発などで、食料の安定供給が危惧され、フードセキュリティーに対する関心が高まっている。世界の食料需要が高まる中、穀物の供給量は50年までに現在の1.3~1.6倍になると予想されているが、タ…続きを読む