長野・山梨地区新春特集2026

長野・山梨地区新春特集:農産加工=原料危機に揺らぐ基盤

特集 総合 2026.01.14 13055号 12面
長野県が生産量全国トップの本わさび。気候温暖化の影響で年々収量が減っている=安曇野市のわさび農園

長野県が生産量全国トップの本わさび。気候温暖化の影響で年々収量が減っている=安曇野市のわさび農園

「ご飯のお供」の定番瓶詰、なめ茸。ここ数年でプラスチック製ボトルの製品(写真左)がシェアを広げている=長野県須坂市のスーパー

「ご飯のお供」の定番瓶詰、なめ茸。ここ数年でプラスチック製ボトルの製品(写真左)がシェアを広げている=長野県須坂市のスーパー

 豊かな自然に恵まれた甲信エリアは、野菜や果実などの宝庫。リンゴやブドウ、桃、エノキ茸、加工用トマト、本わさびなどが日本一または全国トップクラスの生産量を誇る。これら農産物を主な原料に、地域の農産加工業は地域経済をリードしてきた。現在では日本ワインやなめ茸、こうや豆腐など、加工品の分野でも国内トップシェアの多彩な製品を全国に送り出している。
 近年は、農家の減少、高齢化に加えて気候変動による作柄不良が相次ぎ、原料危機が浮き彫りに。産業基盤が揺らいでいる

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