近畿中四国小売流通特集

近畿中四国小売流通特集:関西地区百貨店動向=インバウンド需要、引き続き旺盛

小売 2019.09.26 11947号 04面
訪日外国人の買い物客で混み合う専用カウンター(近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店)

訪日外国人の買い物客で混み合う専用カウンター(近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店)

大丸心斎橋店本館

大丸心斎橋店本館

「Vegeru(ベジル)」(近鉄本店)

「Vegeru(ベジル)」(近鉄本店)

 日本百貨店協会によると、19年上期の大阪地区百貨店売上高は、1月3.8%減、2月4.0%増、3月2.6%増、4月2.0%増、5月2.0%増、6月2.3%増で、上期計1.4%のプラスとなった。7月も1.3%増で、全国の各地区と比べても大阪地区の数字は引き続き堅調だ。関西地区ではインバウンド需要が依然として旺盛で、免税品売上高は1月に4カ月ぶりに前年実績を下回ったが、2月以降は6カ月連続で前年水準を大幅に上回っている。(徳永清誠)

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