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フジッコは水揚げ後に乾燥させない「生昆布」を使った商品提案に挑戦している。 北海道の昆布漁業者数はこの10年間で、28%に当たる2480人が減少した。身体への負担が大きい作業を強いられるため、高齢化や後継者不足が深刻だ。「生昆布」は乾燥工程を経ずに冷凍・切断することで労働負担を軽減し、漁業者減少に歯止めを利かすための取組み。冷凍保管・輸送が必要となるため乾燥昆布よりもコストは高くなるが、未来を見据えた。 同社では細切りにさ
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和食の根幹ともいえる「昆布」と関西地方の深い関係は江戸時代から。北前船の最終目的地である大阪に集められた北海道の数ある特産品の一つが昆布だった。大阪では加工昆布の製造が始まり、大阪や京都の料理人はその昆布を使って「うま […]
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