静岡流通特集
◆静岡流通特集:県内SM、戦略の違い鮮明に 独自の強み生かす施策で個性化
全国スーパーマーケット協会など3団体が22年7月に公表したスーパーマーケット販売統計調査資料(6月実績速報版)によれば、静岡県を含む中部地方の既存スーパーマーケット店舗の売上高は、前年比で1%減と微減で、コロナ禍で高まった内食需要が落ち着いたとみられる。カテゴリー別では、特に惣菜分野の伸長が目覚ましい一方で、鮮魚・畜肉の売上げの減少が著しいことから「簡便志向」が高まっているといえる。同時にエネルギー価格高騰に伴う食品の値上げで「節約志向」も顕著になっている。これを受け、静岡