ふりかけ・お茶漬け特集2024
ふりかけ・お茶漬け市場は23年度、前年比6%増の580億円で着地、生活者の景気不安を支える規模拡大を果たした。社会全体のインフレが進む一方で、賃金上昇が一般にまだ上がらない、節約志向の深まりに対応。安価な主食回帰としてご飯食が増え、そのお供に経済的で豊かな味わいのふりかけ、お茶漬けが選ばれた。インフレの背景にある原燃料、資材、物流費の高騰は本市場でも同様。市場を持続する魅力、収益向上が今期も進む。(吉岡勇樹)
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◆ふりかけ・お茶漬け特集:“景気不安の支え”拡大果たす
水産加工 2024.04.24ふりかけ・お茶漬け市場は23年度、前年比6%増の580億円で着地、生活者の景気不安を支える規模拡大を果たした。社会全体のインフレが進む一方で、賃金上昇が一般にまだ上がらない、節約志向の深まりに対応。安価な主食回帰としてご飯食が増え、そのお供に経済的で…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:ふりかけ=好調 直詰め大袋、混ぜご飯の素2桁成長に
水産加工 2024.04.24ふりかけ市場は23年度、前年比8%増の400億円で着地し、コロナ禍から一気に回復し、最高記録も臨めるまで増大した。物価高の経済不安で相対的に安価なご飯食が進み、ふりかけの食欲増進、おかずも減らせる徳用感が支持された。弁当需要が戻って混ぜご飯の素が前年…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:お茶漬け=微増 朝茶漬けが習慣化
水産加工 2024.04.24お茶漬け市場は23年度、前年比2%増の180億円で着地したとみられ、コスト高の値上げによる数量減が響いた。主原料の海苔が暴騰して昨春からの再値上げが浸透。金額ベースで前年実績を上回った。苦境だが内実は朝茶漬けが習慣化し、和食文化の継承、発展も果たされ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:丸美屋食品工業 今期も2桁増と好スタート
水産加工 2024.04.24丸美屋食品工業は今12月期も好スタートを切った。実質賃金が下がり続ける景気不安に対し、ふりかけのトップメーカーとして、相対的な経済性で応えている。毎シーズンの開発、拡充による圧倒的なラインアップ、価値提案で現代ニーズをとらえた。1~2月売上げは市場の…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:永谷園 「めざまし茶づけ」が浸透
水産加工 2024.04.24永谷園の前3月期売上げはお茶漬け、ふりかけがともに前年実績を上回ったとみられる。お茶漬けは子どもの朝に最適と伝える「めざまし茶づけ」が浸透。ふりかけは「おとなのふりかけ」が堅調だった。今期も「めざまし」を推進し、新小学生17万人へのサンプリングなどを…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:三島食品 「しげき」 調味料用途拡大へ注力
水産加工 2024.04.24三島食品の23年12月期決算は、売上高139億円と前年を下回ったが、これは売上げの計上基準を変更したためで昨年までの基準だと前年比では2桁増となる。家庭用は、「ゆかり」シリーズがラインアップの強化などにより引き続き好調に推移したほか、業務用に関しても…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:田中食品 新製品を続々投入 ラインアップ強化
水産加工 2024.04.24田中食品の24年1月期決算は、前年実績増での着地となった。フラッグシップ商品「旅行の友」をはじめ、商品リニューアルを行った「レギュラーふりかけ」シリーズ、添加物を一切使用しない海外向けの新商品「世界の友」などが順調に推移した。今春も昨年に引き続き商品…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:浜乙女 新たな需要発掘に手応え
水産加工 2024.04.24浜乙女が春夏の新商品として2月に販売開始した「炊かずに雑穀ごはん」の売れ行きが好調だ。食品スーパーやドラッグストアでの導入が徐々に進んでいるほか、日本アクセスが主催する新商品グランプリの加工食品部門で2位となるなど、雑穀ご飯の個食対応ができる今までに…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:ニチフリ食品 本格的味わい「納豆ふりかけ」定番導入
水産加工 2024.04.24ニチフリ食品は納豆菌が生きた、本格的な味わいの「納豆ふりかけ」を2月から発売し、定番棚への導入が進んでいる。旭松食品に製造委託して、たれいらずで長期保存、控えめなにおい、糸引きという新たな価値を生んだ。カルシウムなどの栄養素4種が取れる「ふりかけエー…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:フタバ 新パッケージ、「ふたば坊や」前面に
水産加工 2024.04.24フタバは昨年創業110周年を迎えた。業績面では、最近は特に海外が好調に推移。コンテナ不足解消、コロナ禍後の人流復活も影響したのではとみている。エリア別では、従来から比率が高い北米に加え、欧州での伸びが目立つという。 国内では土産物の需要が回復。観光…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:日本海水 「まぜこみチュモッパ」好調
水産加工 2024.04.24日本海水の23年のふりかけ・お茶漬け部門の売上げは順調で、特にふりかけカテゴリーは前年比10%増だった。昨秋に発売した「まぜこみチュモッパ」の動きが好調で、現在も棚落ちせず人気が定着しつつある。「九州名産ふりかけ」シリーズや「すべてが国産原料ふりかけ…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:にんべん 「おかかふりかけ金胡麻入り」リニューアル
水産加工 2024.04.24にんべんは、独自のソフトタイプのふりかけを展開している。主力のソフトふりかけシリーズは、食卓・弁当需要をつかみ堅調な動きをみせる。「かつおおかか」「ひじき」「梅しそ」「鶏そぼろ」「牛そぼろ」「鮭そぼろ」のほか「おかかふりかけ 胡麻入り」「同 昆布・椎…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:大森屋 「男梅ふりかけ」刷新 ブランド再強化
水産加工 2024.04.24大森屋のふりかけ主力商品「緑黄野菜ふりかけ」が4月に発売30周年を迎えた。それを記念し、30周年ロゴ入りパッケージを投入するとともに、8~9月には消費者キャンペーンも計画している。 同社の今期ここまで(23年10月~24年2月)のふりかけ製品売上高…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:理研ビタミン 「ザクザクわかめ」好調持続
水産加工 2024.04.24理研ビタミンは2月1日、「ふりかけるザクザクわかめ」シリーズの第3弾「生姜香るねぎ塩味」を新発売した。同品は、調味料やカップ麺などで人気が高い「ねぎ塩・ねぎ生姜」の味をふりかけで再現した。 「ふりかけるザクザクわかめ」シリーズは、2023年10月~…続きを読む
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ふりかけ・お茶漬け特集:トピックス=西漬 「半乾燥野沢菜」でオリジナル商品作…
農産加工 2024.04.24広島で1950年創業の漬物・惣菜製造の西漬がウエットタイプの「半乾燥野沢菜」の営業を強化している。広島県は、県北部の気候が野沢菜の生産に適していることから全国3位の生産量だが、農家数が減少し生産量を減らしている。同社では栽培面積を増やす取り組みを5年…続きを読む