全国学校給食週間特集

2020.02.10
全国学校給食週間特集

 日本の学校給食は3万0092校、925万2927人の児童生徒が年間約190回、延べ食数は約17億5805万食、保護者が負担する学校給食費(食材費)の月額は小学校平均4343円、中学校平均4914円で、食材費市場は4922億円となる(文部科学省2018年度学校給食実施状況等調査で本紙独自算出)。少子化の影響で喫食児童・生徒数の減少傾向は否めないが、より充実した給食提供のため月額は新年度数十円の微増傾向にある。メニューの豊富さや栄養配慮、安全・安心など日本の学校給食は世界に誇る食のシステムである。今年も同省主唱の「第69回全国学校給食週間」(1月24~30日)が全国で実施された。同省で1月29日に行われた学校給食・食育総合推進事業事例発表会などを紹介する。(福島厚子)