鍋物調味料特集2023

調味 2023.10.13

 鍋物商戦は10月に入って最需要期を迎える。鍋つゆ、ポン酢といった鍋物調味料は冬の小売業の売場のマグネット。記録的な酷暑で秋の棚割り、棚替えの遅れも一部あったが、今年も青果、精肉などさまざまな売場で活躍する。主力の鍋つゆは市場規模が300億円を超え、醤油にも迫る和風調味料の代表格。強みは野菜をはじめとした生鮮品がおいしく、たくさん食べられる健康価値。コロナ後で外食と競合する秋冬商戦を盛り上げ、心身を温めて食生活を豊かにする。(吉岡勇樹)