鍋物調味料特集2023
鍋物調味料特集:九州地区=差別化へ切り口模索 既存の調味料を鍋用に提案も
九州鍋物調味料市場の動向を振り返るとまず、全国メーカー商品も多く売場に並ぶ中、「もつ」「寄せ」などの人気あるフレーバーはかなり行きわたっている。こういった分類で、今後差別化を図るのは非常に難しい。商品開発の場面では、各社が知恵や工夫を凝らし新たな切り口を模索する。
例えばニビシ醤油は、海外料理をモチーフにした鍋スープを今季発売。目新しい外国のメニューを手軽に味わいたい。こうしたニーズは一定存在するとみられる。一方で、鍋スープで味を表現するとなると苦