酒類流通の未来を探る

酒類流通の未来を探る:全国系卸の戦略=三菱食品 生産性上げ競争力強化

酒類 2019.09.21 11944号 08面
センサー類を活用した「デジタルショーケース」。商品を手に取ると、画面が切り替わる

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ネットとリアルの融合を目指すRTD売場を提案

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7月16日発売の新商品「パインアメサワー」

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 三菱食品は今期、改正酒税法の順守を前提とした上で、サプライチェーン全体を俯瞰(ふかん)し、卸機能のレベル向上を図る。経営を効率化し生産性を上げることで、競争力アップに努める考えだ。同時に日欧EPA発効などで変化する市場に対応し、輸入ワインを中心にオリジナル商品の開発・投入を積極化。メーカー寄り事業を加速し、同業他社との差別化を推し進めている。橋本和典常務執行役員酒類事業本部長に市場の現状認識や戦略を聞いた。(丸山正和)
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