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例年6月末に公表される財務省の塩需給実績の公表が新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されているが食品スーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストア、百貨店などの小売店を通じて販売された家庭用塩の販売量は、19年度も前年を下回ったと予想される。20年度はコロナ禍に伴う巣ごもり需要で塩を使う機会が増えそうだが、5年ぶりに改定された「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では塩分摂取目標値が男女とも0.5g引き下げられるなど、今後も消費者の減塩志向は続きそうだ。
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新型コロナウイルスの感染拡大で、塩の市場環境が大きく変化した。減少傾向にあった家庭での使用量は、外出自粛に伴う調理機会の増加でやや回復。旺盛なインバウンドに支えられ伸びていた飲食店や宿泊施設向けの塩の供給は一気に停滞し […]
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