酪農・乳業新春特集
酪農・乳業新春特集:牛乳乳製品消費動向=バター 在庫適正化へ対応重要
国内バター市場は家庭用が高い需要を維持している一方、業務用需要の落ち込みが激しく、今後の需給調整が焦点になりそうだ。酪農乳業団体Jミルクが20年9月25日に公表したバターの需給見通しでは、年度内国内生産量は7万0400tで前年を7.7%上回るとされ、推定出回り量は同6.0%減の7万6900t。年度末在庫量は同22.8%増の3万5300tと高水準で推移すると予想される。農林水産省は毎年5月と9月に年度全体の輸入枠数量を検証しているが20年度は緊急事態宣言などによる内需拡大で不
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