「マウントレーニア ソイラテ」(左)と「スターバックス ほうじ茶ティーラテ」
●新たな需要へ取組み進む
2020年度のチルドカップコーヒー市場は、コロナ禍によるチャネル・消費行動の変化の波を受け、前年を割って推移したもようだ。
19年度はチルドならではの特性を生かしたラテタイプの押し上げもあり、伸長傾向にあった同市場だが、20年度はオフィスへの出社機会の減少などが影響し、主力チャネルであるCVSが苦戦。一方でリモートワークの増加や、ホームユースの需要が高まり、量販チャネルでの購入が進んでおり、一部C