酒類流通の未来を探る2023
酒類流通の未来を探る:全国系卸の戦略=伊藤忠食品 インバウンド需要期待
◇伊藤忠食品・福嶋義弘取締役・常務執行役員営業統括部門部門長代行(兼)商品本部本部長
伊藤忠食品は22年度、酒類売上高が前年度比5%増と伸長して着地。今年度は10月の酒税率改定を大きな山ととらえ、万全の体制を敷き対応に努めていく考えだ。現状打破のキーワードに「差別化」「改革」「輸出」を挙げる福嶋義弘取締役・常務執行役員営業統括部門部門長代行(兼)商品本部本部長に、市場の現状や展望を聞いた。(丸山正和)