クラフトビール市場がもがいている。クラフトビールはビアイベントが盛況な上、醸造所数も増加。メディアでの露出も増す中、ビール類市場に占める割合は3%弱にとどまると推定。高付加価値商材として流通からの期待も大きいが、ビールへの関心を消費につなげられず伸び…続きを読む
●味の追求でたどり着く 【関西】製造コストが上昇し続ける中、看板商品の品質を保ち、ブランドを磨くことは食品メーカーの大きな責務だ。エム・シーシー食品は今春、同社の顔となっているレトルトカレー「100時間かけたビーフカレー」のメーン食材である牛肉を国…続きを読む
J-オイルミルズは4日、印刷大手のTOPPAN、環境配慮型の紙製品を手掛けるコアレックス信栄と共同で、使用済みの食用油紙パックのリサイクルシステムを構築したことを発表した。4月1日から、使用済みの食用油紙パックを資源ごみとする国内初の行政回収を、静岡…続きを読む
イオンのグループPB「トップバリュ」の24年度売上高は、1兆0800億円となる見通しだ(23年度は1兆0010億円)。25年度は1兆2000億円へと飛躍を図る。新価値創造を追求するメーンストリームの「赤ラベル」、コスパ重視の「ベストプライス」、オーガ…続きを読む
消費者庁が検討している商品パッケージ前面での栄養成分表示について、同庁が6日開いた有識者会議で、食品表示法に位置付けない緩やかなガイドラインとする方向性を固めた。食品メーカーの自主的な取り組みを促すためで、すでに独自で実施しているメーカーにも配慮した…続きを読む
味の素AGFは今春夏、高騰が続くコーヒー豆相場などによって変化する市場環境や多様化が進む生活者のインサイトへ、「スティック」カテゴリー強化で対応を図る。「スティック製品」が有するコーヒー豆を余すことなく活用する抽出技術や冷たい水にも溶ける水溶性、個包…続きを読む
●異常気象影響も西日本善戦 日本穀物検定協会は2月28日、「24年産米食味ランキング」を公表した。最高ランクの「特A」が39産地品種にとどまり、40を割り込んだのは13年以来11年ぶり。記録的な猛暑と小雨に見舞われた前23年産米との比較しても4ポイ…続きを読む
【関西】モリタ食材開発研究所がこのほど、外国産米、国内産米、銘柄米など幅広いコメの味質を向上させ、また冷凍後でもおいしさを維持する技術の開発に成功し、食品素材「味譜 米一番」=写真=として発売を始めた。この技術効果は備蓄米に対しても期待できる。 「…続きを読む
カルビーは3日、原材料価格の上昇を受け7月21日から順次、ポテトチップス10品の内容量変更を実施すると発表した。なお価格改定は行わない。 全国発売商品の「ポテトチップス うすしお味」「同コンソメパンチ」「同のりしお」は、7月21日から現行60gを5…続きを読む
ヤマダイは4日、同社のカップ麺の価格改定を発表した。 昨今、世界的な食糧需要の増加や為替変動の影響により、原材料価格、エネルギー費、物流費、人件費などが大幅な上昇となっている。同社では安全・安心で高品質な製品を提供していくために、製品の価格を改定せ…続きを読む