キユーピーが今年春に家庭用タマゴ加工品シリーズ「キユーピーのたまご」に追加した「ネギダレで食べるうま辛たまご」「同ねぎ塩たまご」が絶好調に推移している。 ゆで卵丸ごと2個をネギダレに漬け込んだ外食メニュー風のパウチ惣菜で、2月のCVSでの先行発売以…続きを読む
ヤマザキの前期(24年2月期)、NB部門の業績は前年比約5%増で着地し、今期7月までで同約14%増と好調に推移している。中でも内容量が200g程度のファミリー向けタイプ「ファミリー」シリーズは、販売店と足並みを揃えた販売戦略などを通じて、定着化と品質…続きを読む
フジッコは発売10周年を迎えた「おばんざい小鉢」のさらなる認知拡大と新規層獲得に向けた販促を強化する。 9月20日~12月20日の期間、「おばんざい小鉢10周年バンザイキャンペーン」と題し、SNSのLINEで応募できる消費者キャンペーンを展開する。…続きを読む
コロナ禍で台頭してきた冷凍食品と激しい戦いを繰り広げているパウチ惣菜は、世の中が普段の日常を取り戻したことを追い風に、手軽で簡単に即食可能なその利便性があらためて認識されている。家庭用では、忙しい毎朝の新たな選択肢として、今までになかった朝食シーンを…続きを読む
●超長期では上昇トレンド スパイス原料はコロナ禍からの回復により、世界的に需要が旺盛となりつつあることや天候不順による収穫量の不安定さ、さらには円安の影響などで多くのスパイスが上昇基調にある。コショウ、カルダモン、ターメリック、ナツメグなどの主要スパイ…続きを読む
スパイスの業務・加工用市場はこの1年、原材料費の高騰による価格改定などに取り組み、その効果が現れ始めている。しかし、コショウなど主要スパイスの一部はこれからさらなる価格上昇が見込まれること、そして為替が不安定な状況にあるため今後も各メーカーは原料相場…続きを読む
●業務用にも提案 カネカサンスパイスは海外で“トゥルーシナモン”と珍重される「セイロンシナモン」=写真=を7月からECサイトと業務用市場向けに展開している。財務省輸入統計でシナモンとして国内流通する96%が海外で「カシア」と呼ばれる中国やベトナム産…続きを読む
家庭用のスパイス製品は6月までの1年間で、価格改定効果などで金額ベースでは前年比6.7%増と全体で前年を上回った。数量ベースでは前年に届かないものの同3.5%減に止まり堅調な推移を続けているといえる。シーズニングスパイスを含む洋風スパイスは金額ベース…続きを読む
スパイス市場は家庭用、業務・加工用ともに価格改定効果の浸透などで回復基調がより鮮明になった。今後はいかに市場の拡大につなげるかが課題となる。家庭用で好調を持続する練りスパイスでは新ジャンルでエスビー食品が「ゆずぽん酢おろし」、ハウス食品が「濃い飴色の…続きを読む
そばを代表する一大ブランド「信州そば」。地元の長野県では、観光需要も大きなウエートを占める外食はもちろん、麺製品も地域の食品産業をけん引している。 中でも、明治期に長野市で誕生した乾麺・乾そばは長野県が製造量で全国トップを誇り、カテゴリー市場で40…続きを読む