◆酒の楽しさ原点に プレミアムスーパー「明治屋ストアー」を国内外に展開する明治屋。「洋酒の明治屋」として、酒の楽しさを伝えようとストーリー性を重視した需要創造に挑戦している。磯野太市郎社長・小売事業本部長に聞いた。(聞き手=杉田尚日本食糧新聞社長、…続きを読む
酒類市場の今後を考える時、24年夏の時点で重要と思われるのがビール類とノンアルコール飲料だろう。全体の3分の2とされ市場で最大ボリュームを占めるビール類は、酒税改定に起因する構造変化の真っ最中。一方のノンアルコール飲料は健康志向の高まりをはじめとする…続きを読む
新型コロナウイルス禍で生まれたうねりが、酒類業界に変革を迫っている。あえて飲まない選択肢が広がり、外飲み文化も変わりつつある中、「量」を追う売り方は消えゆく運命にある。「質」で選ばれる時代への生き残りをかけて、高単価でも売れる付加価値創出への改革は待…続きを読む
酒類を炭酸水で割る飲み方が、カテゴリーの枠を超えて急速に広がっている。ウイスキーハイボールが定着したことで、本格焼酎や紹興酒、ボタニカル(草根木皮)で香り付けした蒸留酒「ジン」などでも炭酸割りが人気を集めるようになった。炭酸割り提案が日本酒業界にも波…続きを読む
大森屋は8月19日発売の今秋新製品で、初のジャバン海苔や菓子ルート限定商品を投入する。 「バリッザクッ海苔わかめ」(53g、標準小売税別450円)は、ごま油と塩味を利かせた韓国風の海苔に、ワカメ、メカブ、昆布、アオサの4種の海藻とごまをあわせ、新食…続きを読む
ニコニコのりは、国産原料の厳しい生産状況への対策を意識した新商品提案を強化している。瀬戸内海産原料を使用したプレミアム商品や、韓国産スサビノリ原料を使用した値頃感のある商品を積極的に投入し、トレンドである韓国海苔のさらなる強化推進、健康・Z世代を切り…続きを読む
高岡屋の23年10月期連結業績は、経常利益が8億4000万円に達した。前期の9億3000万円から減益となったが、相場高の影響で国内は減益となったものの、海外は円安の恩恵もあり伸長。今期は経常利益10億円を達成する見込み。 海苔を世界に普及させるため…続きを読む
山本海苔店の前2月期は、値上げ効果もあって増収となった。同社は「よりおいしい海苔を、より多くのお客さまに楽しんでいただく」を経営理念に、毎年最高品質の海苔を買い上げ販売している。 これまでの歳暮・中元ギフト中心のビジネスモデルから脱却し、近年は家庭…続きを読む
小善本店の24年4月期は、海苔の価格が上がり値上げが通ったこともあって売上げ、利益ともに過去最高を記録した。海外は中国以外の韓国、台湾、米国は会社設立以来の過去最高業績となった。量販店のPB商品やコンビニエンスストアのおにぎり海苔など、業務用を中心に…続きを読む
白子の24年3月期単体売上高は前年比9.9%増の126億2300万円、経常損失2億2900万円となった。商品群別売上げはギフト部門が前年比2.7%増の22億3100万円、家庭用海苔は同5.6%増の57億8300万円、業務用部門は同20.7%増の43億…続きを読む