九州味噌業界では各社やや微減の傾向が続いてきたが、コロナ禍による家庭内食の活性化に伴い、下げ幅は微少にとどまっている。ただ、この要因は外部環境による下支えであり、いずれ収束した時にどう消費が維持されるかは不透明な状況下にある。つまり、やや揺り戻しの傾向があっても安閑としてはいられない。調査によると味噌汁が日本人にとって最も身近なスープであり、カラダに染み込んだ調味料であることには変わりなく、実際にブロック成形のFD即席味噌汁は拡大している。さらに近年、生味噌から即席味噌汁ま
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新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、味噌・即席味噌汁の市場環境が大きく変化した。自宅での調理機会が増加したことにより、家庭用商品や加工食品向けの味噌の出荷が伸びた一方、外食や事業所給食、宿泊施設向けへの供給は大きな打 […]
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