全国小売流通特集
全国小売流通特集:エリア動向=北海道 三大勢力が多様な挑戦
4月にラルズマートからスーパーアークスに転換した山鼻店
スーパーアークス山鼻店の水産コーナーに新設された「さかなやの寿司」売場
●イオンはGMSとSM合併へ
北海道の小売流通市場は、アークス、コープさっぽろ、イオンの各グループが三大勢力を形成、シェアはほぼ固定化されており各グループの生存戦略が多様化している。アークスはシステム投資に注力、コープさっぽろは店舗事業の黒字化を積極推進、イオンはイオン北海道とマックスバリュ北海道の合併を2020年3月に控える。既存店売上高は堅調に推移しているが、10月の消費増税の影響がどう出てくるか、各社の不透明要因となっている。
-
全国小売流通特集
小売●生活環境で課題変化、価値は多様に 食品小売が対応を進める生活者のニーズは、即食・簡便性が重要テーマになっている。家庭での調理機会が減ることで中食の拡大が続き、すぐに食べられること以外にも求められる価値は多様化してき […]
詳細 >