全国小売流通特集

全国小売流通特集:エリア動向=関東 業態革新、SMで急務

小売 2019.07.27 11915号 11面
都心部への店舗開発が進む(サミットストア三田店)

都心部への店舗開発が進む(サミットストア三田店)

ミールキットを個食用の量目・価格で商品化(ベイシア三浦店)

ミールキットを個食用の量目・価格で商品化(ベイシア三浦店)

 ●競争力の本質を磨く 内食サポートの重要性増す
 関東の食品スーパー(SM)各社の18年度を振り返ると、客数の伸び悩みは多くのチェーンに共通する課題だった。要因は複数あるとしても、他店との競合がその一因であることは間違いない。ドラッグストア(DgS)や電子商取引(EC)の食品売上高は拡大の一途で、異業種との競合は着実に激化している。顧客は複数の業態を買い回り、SMへの来店頻度は減少する。
 イオンの岡田元也社長は5月の株主総会

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