食卓へは「ビミサン」を使った唐揚げを提案
地元・山梨県や長野県で高いシェアを誇るテンヨ武田のだしつゆ「ビミサン」が、今年で発売60周年を迎える。今春夏期は記念ラベル商品の発売を予定しているほか、「ユーザーに感謝を伝える」(武田信彦社長)企画を検討中だ。 地域の定番商品として長年親しまれている「ビミサン」だが、ナショナルチェーンの拡大などを背景に大手メーカー製品との競合が激化。5倍濃縮仕様のため、カテゴリー市場でシェア拡大が進むストレートタイプ、2倍濃縮などと比べて売価が高いこともハードルに
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つゆは醤油、みりんに鰹節などの天然だしを用い、和食全般に使える現代の基礎調味料として定着している。24年3月期の市場は20年度の2桁成長からの反動減を続けたものの、縮小幅は微減になって狭まった。(吉岡勇樹)
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