中部流通特集
中部流通特集：業界トピックス＝平飼い卵で変わる未来 地元愛知のスーパーが快挙
現在、話題を集めている「平飼いたまご」
「平飼いたまご」の認知度拡大に努めている、旬楽膳の岡戸政司さん
農地を自由に駆け回って育った健康な鶏が産む卵（平飼い卵）が、動物福祉の面から、脚光を浴びている。しかし、収量が安定しないことから、わが国では流通量が少なく、認知度が低いのが実情だ。平飼い卵の取組みで、スーパーカネスエ（愛知県一宮市）グループの自然派食品スーパー旬楽膳（同）がこのほど、日本で初めて「グッドエッグアワード2022」を受賞した。担当者の岡戸政司さんは「今回の受賞をきっかけに平飼い卵が広がれば」と期待を寄せる。（宇佐見勇一）
