包装米飯(加工米飯)の生産量
24年の大きなトピックはコメ不足の問題。前年の不作もあり関係者は早々に危惧していたが、8月の南海トラフ地震臨時情報や台風などの影響により消費者レベルで表面化。東京や大阪など、都市部の店頭からコメが消える騒動となった。代替品としてコメ売場にパックご飯が陳列されるなど、包装米飯にも注目が集まり、各社ともに受注が増加し製造や原料確保にひっ迫。出荷を調整したり、販促自粛を小売に求めたりするなど対応に追われた。騒動以前から各社ともに製造ラインをフル稼働している中での一時的な仮需であり
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「パックご飯」と呼ばれる無菌包装米飯市場は、22年まで12年連続で拡大を続け生産量も過去最高を更新してきたが、23年は微減となった。とはいえ生産量20万tの大台を維持するなど高止まりの状態が続き、各メーカーはいまだに生 […]
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