好調な中部外食産業市場をけん引する名古屋駅周辺。同地区は拡大するインバウンド需要を見据えて宿泊ホテルの建設も進む
外食産業の市場規模は、25兆6561億円(日本フードサービス協会〈JF〉の2017年度推計)。直近の外食産業の状況は、JF公表の全店売上高(表2)は、19年4月で前年比1.7%増と、32ヵ月連続前年を上回っている。業態別は、表2の13ヵ月平均によると、パブレストラン・居酒屋は微減しているものの、ファストフード、ファミリーレストラン、ディナーレストラン、喫茶と多くの業態が前年を上回る。
実際、表1の主要企業別の推移を見ると、業態では回転寿司、ラーメン