味食研の塩事業の前期(23年7月期)売上げは、前年比8.7%増で着地した。多少の値上げ効果があったものの、ここ数年は同3~4%減で推移してきたことからすれば状況が好転している。 前期は物量ベースでも前年を上回った。業績をけん引しているのは売上構成比の高い業務用製品で、コロナ禍が収束に向かうなか、需要が着実に戻ってきている。 今期も塩製品は出足好調で、粉末スープも堅調に推移している。市販用の「焼塩」は手に取りやすい250gを
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食品スーパーやコンビニエンスストア、百貨店などで販売される家庭用塩は、人口減や高齢化、食の外部化などを背景に減少傾向にある。生活習慣病予防の観点から塩分摂取の目標値が徐々に引き下げられるなど、国の施策も消費者の“減塩志 […]
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